nagajisの日不定記。
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大詔奉載日なり。定例行事は毎月同じなるが今日は当に開戦以来六ヶ月を経ておる〔たり〕。其の間の戦闘、誠に、我々として心に充分感謝せざるべからず。
独乙語は斉藤教官殿休まれて、三浦教官殿のベートーベンの話あり。彼は三十前後にして耳が聞えなくなり非常に苦をなめたりと。
午後は十三時より生徒監殿話あり。診断の結果治癒となる。教練は被甲のつけ方のけ方なりき。柔道は見学す。(大内刈)。防暑衣袴渡されたるが、此の一枚々々衣袴が銃後国民の各々の努力に依り作られたるかを考うれば之等の服をあらヽしくぞんざいに着用する気にはなれず。十分愛護して使わん。随意運動時は今日の予非常に調子がよく、充分なる活動行えり。