nagajisの日不定記。 本日のアクセス数:0|昨日のアクセス数:0 ad
終日雨なりき。招により京町の多田大尉殿宅を訪問したり。我が記憶は十二才の頃の士官学校卒業時の姿なり。昔話・近代の情勢が主な話にして、午後は囲基をなす。御馳走になり十六時辞す。なつかしき佐倉が思わるゝなり。父は偉しと誰も語るなり。恥じざるべからず。立派なる父を持ちし我、方々の御期待にそうべく勉励するを思いたり。良好なり。