nagajisの日不定記。
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先日東條陸相名幼を視察し訓示し給う
一、尽忠至誠
一、努力一貫
一、卓越せる人格
〇八・〇〇より規律ある起居にもどる目的を以て教練行わる。約五十分。終りて思う。何となく体が軽くなれりと。以後帰省準備なす。帰省準備も別に気が乗らず学習・整頓なす。午後は校内休養。午睡は不足。梱包解きに、一時間働く。
遊泳中全く意識になかりし目のバチが食堂にて思い出し、今や全盛誠に困る。眠い感にて一ぱいなり。
〔欄外朱・おそらく本人の:今日此の日は今より五年前即ち昭和十三年八月五日に雄躍父が部隊と共に東京田端を出て立ち今生の別れとなれる日にして忘れも出来ざる最も記念すべき日なり。思えば早きものなり〕