nagajisの日不定記。
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むさ苦しき許りに暑し。午後の陣中勤務は流石に愉快二週間ぶりに活動したり。即ち我等五名(歩行困難なる者)は対抗部隊となるべく佐々木曹長殿と自転車にて弓削橋を渡り中鶴に行き部隊の渡河(白川)を激撃す。足痛しとはいえ奮斗し幼年校最後の教練を終れり。一七・三〇帰校す。部長殿はじめ方々は帰校のの遅きにご心配せられあり。所感として若しも斯様な渡河をなす時は鏖殺することを得と思う。烏合の衆の如く感ぜらる。学年会延期。自習時間は兵器手入に費せり。久し振りの劇動にて血の廻りよくなれり。