トップ «前の日記(2014-05-23) 最新 次の日記(2014-05-25)» 編集
1941|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
1942|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
1943|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|
2005|09|10|11|12|
2006|01|02|03|04|05|06|10|11|12|
2007|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2008|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2009|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2010|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2011|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2012|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2013|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2014|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2015|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2016|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2017|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2018|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2019|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2020|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2021|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2022|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2023|01|02|03|04|05|06|07|08|09|10|11|12|
2024|01|02|03|04|

旧道倶樂部録"

nagajis不定記。
本日のアクセス数:0|昨日のアクセス数:0
ad

独言 | bdb | C60 | D | KINIAS | NDL | OFF-uploader | ORJ | pdb | pdf | ph | ph. | tdb | ToDo | ToRead | Web | web | きたく | | なぞ | ふむ | アジ歴 | キノコ | コアダンプ | | ネタ | ハチ | バックナンバーCD | メモ | 乞御教示 | 企画 | 偽補完 | 力尽きた | 南天 | 危機 | 原稿 | 古レール | 土木デジタルアーカイブス | 土木構造物 | 大日本窯業協会雑誌 | 奇妙なポテンシャル | 奈良近遺調 | 宣伝 | 帰宅 | 廃道とは | 廃道巡 | 廃道本 | 懐古 | 戦前特許 | 挾物 | 文芸 | 料理 | 新聞読 | 既出 | 未消化 | 標識 | 橋梁 | | 滋賀県道元標 | 煉瓦 | 煉瓦刻印 | 煉瓦展 | 煉瓦工場 | 物欲 | 独言 | 現代本邦築城史 | 産業遺産 | 由良要塞 | 発行 | 看板 | 石垣 | | 竹筋 | 納得がいかない | 索道 | 絵葉書 | | | 資料 | 近世以前土木 | 近代デジタルライブラリー | 近代化遺産 | 近遺調 | 道路元標 | 道路考古学 | 道路遺産 | 都計 | 醤油 | 陸幼日記 | | | 鯖復旧 | 鳴門要塞

2014-05-24 [長年日記]

[][煉瓦] 宝殿・曽根発煉瓦割引 官報 1930年07月19日

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2957533/6

●鉄道省告示第二百二号

宝殿、曽根発煉瓦に対する割引運賃左の通定む
昭和五年七月十九日
鉄道大臣 江木 翼

一、品名 煉瓦
一、発駅 宝殿、曽根
一、着駅 二條
一、扱種別 貸切扱
一、賃率 十級賃率の二割減
一、期間 自昭和五年七月十九日 至昭和五年十二月三十一日
一、記事 十級賃率に依り本特定区間通計二,五〇〇噸以上託送したるものに対し貨物運輸帳表並収入払戻取扱手続に依り既収運賃と本賃率に依る運賃との差額を払戻すものとす

[煉瓦][] 広島三津煉瓦 官報 1888年04月21日

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2944677/5

○広島県煉瓦製造所及製糸場

広島県賀茂郡三津村に於ては嘗て煉瓦を製造し来りしが昨年五月依頼漸く衰頽せしを以て去る一月より内外用達会社に於て之を引受け同社の出張所を設け其規模を大にし職工を選み目下盛に良品製造に着手せり(以下略)

[][煉瓦] 官庁納入煉瓦の規格 官報 1925年09月18日

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2956071/3

○商工省告示第十二号

政府に於て購入し又は政府の注文する工事に使用する普通煉瓦は左の規格に依る但し已むことを得ざる事由ある場合はこの限在らず
大正十四年九月十八日
商工大臣 片岡直温
外務大臣 男爵 幣原喜重郎
内務大臣 若槻礼次郎
大蔵大臣 浜口雄幸
陸軍大臣 宇垣一成
海軍大臣 財部彪
司法大臣 江木 翼
文部大臣 岡田良平
農林大臣 早速整爾
逓信大臣 安達謙蔵
鉄道大臣 仙石貢

普通煉瓦

第一条 本規格は粘土を主要原料として焼成したる普通煉瓦に適用す
第二条 標準寸法は次の通りとす
長 210mm
幅 100mm
厚 60mm
公差は長及幅に於て±3%厚に於て±4%とす
第三条 品等は次の4種に之を区分す
1.上焼一等
2.上焼二等
3.並焼一等
4.並焼二等
上焼は焼度良好にして之を打てば金属性の清音を発し吸水率14%以下、耐圧力150㎏/cm2以上を有するもの
並焼は焼度普通にして吸水率18%以下、耐圧力100㎏/cm2以上を有するもの
一等は形状良好にして割れ又は疵極めて少きもの
二等は形状普通にして大なる割れ又は疵なきもの

第四条 受渡に付特に前条の吸水率及耐圧力の検定を行う旨の協定ありたるときは次の試験法に依りて之を行う
1.試料は特に協定なき限り煉瓦5000個又は其の端数毎に各種試験に付各5個を取り試験成績は5個の平均値を以て表すものとす
2.吸水率試験法
煉瓦を空気浴槽に入れ槽内の温度を130℃に保ち5℃以上の差異なき様注意しつつ乾燥し2時間毎に煉瓦を取出て熱きまま秤量し其の重量に差異なきに至らば之を乾燥煉瓦の重量とし次に煉瓦が常温に冷却するを待ちて深さ1cmの淡水中に24時刊平に浸し更に24時間煉瓦の上面上3cmの淡水中に浸したる後之を取出して湿布にて手早く其の表面を拭い直に秤量して得たる結果を飽水煉瓦の重量とし次式に依り吸水率を算出す
 但しg未満は秤量せず
吸水率=(飽水煉瓦の重量-乾燥煉瓦の重量)/乾燥煉瓦の重量 ×100
3.耐圧力試験法
煉瓦を長手の中央にて半分に横断し其の切断小口を互に反対に向け積み重ね此の間を純「ポルトランド・セメント・モルタル」の薄層にて接合し尚上下受厚面を並行ならしむる為純「ポルトランド・セメント・モルタル」を薄く塗布し約7日間湿気ある槽内に置き該「モルタル」を固結せしめ常温にて乾燥したる後耐圧試験を行い崩壊したるときの荷重を検し次式に依り耐圧力を算出す
耐圧力kg/cm2=崩壊したる時の荷重/受圧面の平均面積

[煉瓦][] 煉瓦規格と払底 大日本窯業会雑誌 No.149 (明治37)

商況

●煉瓦業の昨今 大阪窯業岸和田、貝塚煉瓦製造所等に由て組織せる煉瓦業組合全体の年産額は約一億万円内外にして東は名古屋西は山陰九州等を重なる販路区域とせる外朝鮮青泥窪等への輸出も尠からざりしが開戦以来公私土木工事の休止を受けて価格下落に傾き東京形煉瓦一千個大阪渡にて七円まで低落するの已むなきに至り同業は甚不況の状態に陥りつつありしに俄然客月末に至り砲兵工廠大阪瓦斯会社其他の方面に要する注文一時に現われ其数は計七千余万個の多きに達し其納期は何れも来年三月中なるを以て[ここ]に供給の不足を生じ為に価格は一躍二円高を呼ぶの好況となりたり元来関西地方に於て使用する煉瓦は其形状区区(まちまち)にして一定せず随って各製造所共に常に多数の製品を存するなく毎時注文を俟て初て製造に着手するものなり是れ今回の如く価格の騰貴を促したる原因なれば将来は其形状を一定するの必要あり是れ単に価格の騰貴を防ぐのみならず急遽の需要にも応じ得るの便ありと云う(大阪朝日)


トップ «前の日記(2014-05-23) 最新 次の日記(2014-05-25)» 編集