nagajisの日不定記。
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紙にだけ霧吹きすればすむだけの話だった。
とりあえず形になった。そろそろリミットだなあ。
清々流転の世の中とは無縁なところにいて愉快である。渦巻く欲望を高見もせず羨望もせず唯紙一枚データ線一本のつながりで接していることが気安くてありがたい。何をしても無駄という諦めを3年も背負って歩けばそりゃそういう気分にもなるだろうと思う。そもそもその諦めが間違っていた。「それが世の中というもの」なのだ。数え切れない位に多くの先人が歩いていった太い太い道なのだ。うだつをあげることに躍起になる必要もなし。築要素としてのうだつがはもう半世紀以上も前に廃れてしまった。ここでそれを上げたって再現にしかならない。
何が幸せで何を喜ぶのかわからないまま不意に事切れた人も多い中でやってて面白いことを会得し幾らかでも残すことがあったことがうれしく思われる。生きた証などとほざくつもりはないが結果的にそういうものになっている以上認めなければならないだろうけれどもそのつもりでやっていくつもりはこれからもない。せいぜい人の預かり知らぬところで45°角の三角定規を気取っていよう。