nagajisの日不定記。
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かといって思い出したように「大往生」を買い求めるのはいかがかと思う。たぶん氏自身の往生とは関係がない。
捨て猫の里親探しを兼ねてやっているという猫カヘに連れて行っていただいた。久しぶりに、実に久しぶりに猫と戯れた。猫じゃらしで遊ぶよりも膝の上に置いて撫でているほうがよく、そういう戯れができたので得心している。
ある程度の年齢になると、こっちに構いもせず、窓際に座って遠くを見つめるようになる。そうそう、そういうのだった。猫は。何を見ているのか訪ねても答えてはくれず、同じ方向を見たところで見えるのは街の喧騒ばかり。猫の思索に心を寄せることもできなかった。このつれない感じ。父親思いのうちの猫を思い出し切なくなったりした。