nagajisの日不定記。
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淡々他端胆立たんと作る。これでもうしばらくは背伸びして書かなくて済みそうなので、それだけでもホッとしている。
以前お教えいただいたことにつき、大きな勘違いをしていたことを悟って、近々再訪したいものだと考えていた。そうして行ってきた。この酷暑の中。確か前回もそんな暑さの最中だったと思う。溶けはしなかったが帰りがきつかった。
胡乱な記憶を整理して、現場状況を確認して、また煉瓦を掘り繰り返して、結果あれやこれやがストレートに繋がった。そうなのだ。この橋台が「建て増し」されたものであるとせば、刻印の違いも厚さの違いも説明できるのだ。而して実際ケロヨン君のいるほうは厚56mm、そうでないほうは厚54mmという違いがある。目地の仕上げも違うのだよ。
……あれ。よく見たら右と左でアーチの大きさ違うじゃん。
探しものは、最初に手に取った一個で自摸和了。地和ってやつか。
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/796879/115
[鉄道作業局]規程類聚. 附録 明治三十四年九月現行。桂川橋梁の橋脚跡はたしかに12フィートだった。