nagajisの日不定記。
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大阪市の教育委員会さんにお尋ねした。大阪市のほうは特に調査をする予定はないそうだ。今からやるのも、そりゃ無理だわな-。
残して欲しいとか取り壊すのならせめて記録をとかいう主張をするわけでは、実はないのである。要するに瓦礫となった煉瓦を分けてもらって刻印探してみたいというだけだ>nagajis。それによって仮に刻印が見つかったとしても何かが明確になるわけでもなく---桂川と一緒だったら?それで浅田氏の工場から来たのか原口工場からなのかわかるわけでもあんめえ---見つからなかったら見つからなかったで運とも寸ともいえねえ---。うん。全く身勝手である。と納得して諦める。
わけないよなぁnagajisが・・・。
面白いことに扇型「B」は堺市三国ヶ丘のアパートの前で検出していたりする。工場とは全く関係のない場所&平に押されている&採寸はしてないので同一のものとは言えないのだが。そうしてM29の定規のBは撥型なんだよ。うん。そんなわけでいまのnagajis脳内の分布マップの重心は堺の方に寄っている。
話を伺っていて、役場とか組織とかに所属するとかえって身動き取れなくなってもどかしいんだろうなぁと思われた。隣町との調整とか所有者との調整とかあれとかこれとかの手続きの上でやっと調べられる。そんなこと面倒くさくてやってられないよね。個人なら逮捕されるか非難されるか無視されるかで済む話だ。
大樹に倚らねば恩恵は受けられない。しかし大樹に慮らねばならず、水やったり肥料やったり虫取りやったりせねばならぬ。倚った大樹が望む方向に育ってくれるとも限らない。だったら自分用の矮木を育てたほうがいい。苦労はするだろうし実がなるまでに何年何十年とかかることだろうが、飽きずに続けていれば何かしら成ってくれるだろうことは、村田鶴探し一件が証明している。今や二本目三本目にかかっているところなのである。欲張りだなあnagajisは。
という達に鉄道用煉瓦の最初期の規格があったらしいんだが原文は見つかっていないそうである。小野田さんがいうんだからこれはもう世の中に存在してないんじゃないかと思う。
この中で肉厚煉瓦が規格化されとったりしたらいろいろ説明がつくんだけどなあ。見つからないんじゃしゃーないよなー。
明治26年頃、官設鉄道で煉瓦を運ぶと1哩100斤あたり2厘の貨物料金。煉化石は1等級の貨物で(http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/805514/42)、1マイル・100斤につき2厘(=1マイル・1トンあたり3銭3厘2分)。ただし25マイル以内で5銭未満の場合は5銭、25~50以内で10銭未満は10銭、50マイル以上は15銭を取る。これが最低賃金。煉瓦の場合は重いので等級料金のほうが効いてくるはず。
関西鉄道(貸切貨物)では米、塩、木材、並陶器、石炭、なんかと並んで煉瓦も1マイル・1トンあたり1銭8厘。単純に考えると官設鉄道よりか安い。http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/805514/69
明治31年頃には「鉱属」という量目ができ、積み込みは貨主が行ない(然らざる時はその費用を別途)、破損責任は貨主が負い、一時に12トン以上運搬するんであれば1マイル1トン2銭5厘。12トン未満は12トンとみなして上記料金か、1等品とみなして料金徴収(1マイル100斤につき2厘、距離に応じて最低賃金設定)(http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/805391/49)
この頃には関西鉄道の特記のなかに煉化石の項目がなくなるが、多分1級品とみなして(3等級以下の料金の)1マイル・1トンあたり2銭5厘なのだと思う。官設鉄道の鉱属と同じ。
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/805514/69
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/805393/151
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/805514/69
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/805391/220
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/805370/34