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2019-12-26 [長年日記]

[大日本窯業協会雑誌] 1892年1巻11号 雑事その2

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcersj1892/1/11/1_11_279/_pdf/-char/ja

大阪窯業の窯は小菅集治監の「れっふ窯」を模したもの。れっふ窯?

明治25年の記事なので堺に移転する前の安治川口の頃の窯の話の。

[][煉瓦] B. and B. 19世紀の手成形

アメリカやイギリスでは2連〜6連の型枠を使うのが普通だった。コンパートメントになった長い型枠だ。これを使うと熟練工で日に3000〜5000も作れたそうな。でも扱いが大変で重いので子供には向かなかった。あとコンパートメントの1個目に詰める時はいいが、2個目3個目と詰めていくうちに(n-1個目の余りを突っ込んでいくので)ややもするとクラックの入りやすいものができた。

日本でこういうのが流行らなかった理由は何だろう。体力の違い? それよりもそんなにたくさんの煉瓦を必要としてなかったのが理由かも知らん。家作る時には基本木だし。煉瓦建築なんて珍しかったのだし。一人500も作れば10人食えるわけだしさ。

ああそうか、これsoft-mudの場合なんだな。水分が20〜30%も含まれる軟い土を使った場合。それより少ないやつはstiff-mud。日本の場合はたぶんこれだと思う。

余談。英語では素地のことをgreen brickという。日本じゃ白地なんだな。一方赤子のことをみどりごというが、これは色の緑とは関係ないか。


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