nagajisの日不定記。
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うむ。ない。
砂の摩耗について考えるべき。敦賀線工場の煉瓦は山の中にあるだけに砂も摩耗していず石英・長石が非常に角立っている。湖東組の煉瓦も石英・長石系を多く含むが黒灰色の石粒は角が取れて丸い。敦賀線工場の煉瓦再チェックのこと。
工場後の煉瓦は破棄煉瓦だけあって厚さが一定していない。50mmを切るものがあるかと思うと60mm前後まで行っているものも。焼けていない煉瓦ほど厚い傾向にあり、おおよそは2-1/4インチを意図したものとみられるが、その系統とは別個に?薄い煉瓦も存在する。そうしてその薄い煉瓦には溶融や粘土塊の付着が目立った。窯用に使われた他所から持ち込まれたものか。とはいえ胎土はよく似ている気がする。
横山隧道の煉瓦には角の取れた砂粒比較的大が多く含まれる&白斑もある。湖東組のにはここまで多種の石は含まれない。ただ大正期には配合が変わっていた可能性も無きにしもあらず。あの時割った煉瓦の写真、なぜ残してないんだ・・・