nagajisの日不定記。
本日のアクセス数:0|昨日のアクセス数:0
ad
春日和にして天気麗なり。此の下に教練ありて戦斗教練をなし誠に愉快なり。伏せて走る此の教練は何故か愉快にして教練が好きになりたり。訓育学科は満州事変。三・四合同運動班会あり。頗る良好なり。
茫としながら「やぎさんゆうびん」を口ずさんで、歌詞を間違えた。どのように間違えたかを検証し再現してみたい。
元はこうである。
しろやぎさんからお手紙ついた くろやぎさんたら読まずに食べた しかたがないのでお手紙書いた さっきの手紙のご用事なあに くろやぎさんからお手紙ついた しろやぎさんたら読まずに食べた しかたがないのでお手紙書いた さっきの手紙のご用事なあに
ほほえましく悩ましい歌である。互いを思いやりつつデッドロックに乗り上げてしまった山羊さん達の葛藤が、簡単な言葉のリフレインで見事に表現されている。その対称性も美しい。
しかし奇妙なポテンシャルは容赦しない。対称性の破れにこそ何かやある。
第一のミステイクはその良く似たワードのリフレインが原因している。「しろやぎ」と「くろやぎ」を取り違えてしまったのだ。色としては正反対だし記憶では「しろやぎ」が出て次に「くろやぎ」だと解っているつもりでも、茫とした頭に色彩感覚はなく、出てくる言葉は延髄反射である。入力が正しいのに出力が出鱈目という状態。
phpで書いてみよう。
<html>
<head>
<title>山羊さんゆうびん phase-1</title>
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=utf-8">
</head>
<body>
<h1>山羊さんゆうびん phase-1</h1>
<p>(原曲 まど・みちお作詞/團伊玖磨作曲)
<?php
#初期設定
#送信者
$sender_array =array("しろやぎ","くろやぎ");
#受信者
$receiver_array=array("くろやぎ","しろやぎ");
#記憶
$a=kioku("くろやぎ",$sender_array);
$b=kioku("しろやぎ",$receiver_array);
$c=kioku("くろやぎ",$sender_array);
$d=kioku("しろやぎ",$receiver_array);
#出力
echo <<<EOP
<p>
<blockquote>
{$a}さんからお手紙ついた<br>
{$b}さんたら読まずに食べた<br>
しかたがないのでお手紙書いた<br>
さっきの手紙のご用事なあに
</blockquote>
<p>
<blockquote>
{$c}さんからお手紙ついた<br>
{$d}さんたら読まずに食べた<br>
しかたがないのでお手紙書いた<br>
さっきの手紙のご用事なあに
</blockquote>
EOP;
function kioku($in1,$in2)
{ #$in1は常に無視される
return $in2[ rand(0,count($in2)-1) ];
}
?>
<p><a href="yagi_1st.php">リロード</a>
</body>
</html>
しろやぎくろやぎが逆転する程度なら問題の根は浅い。自分の書いた手紙を食べた挙げ句その内容を相手に問うような白山羊が出てくると、ちょっと考えざるを得ない。それをボケだと笑うことはたやすいが、我が行く道であるかも知れず、故に憚られてしまううえに沈考せざるを得なくなる。
次に間違えやすいポイントは山羊さん達の行動事象である。まず「読まずに食べた」という行動が非常に印象的であるため、それにつられて他のフレーズも「読まずに食べた」と言ってしまいがちのように思われる。事実そうして間違えた。そういう間違いを繰り返しているうち「お手紙ついた」「お手紙たべた」との三つ巴となってしまう。
<html>
<head>
<title>山羊さんゆうびん phase-2</title>
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=utf-8">
</head>
<body>
<h1>山羊さんゆうびん phase-2</h1>
<p>(原曲 まど・みちお作詞/團伊玖磨作曲)
<?php
#送信者
$sender_array =array("しろやぎ","くろやぎ");
#受信者
$receiver_array=array("くろやぎ","しろやぎ");
#事象
$phenomena_array=array("読まずに食べた","お手紙ついた","お手紙書いた");
$a=kioku("くろやぎ",$receiver_array);
$b=kioku("しろやぎ",$receiver_array);
$c=kioku("くろやぎ",$receiver_array);
$d=kioku("しろやぎ",$receiver_array);
$p1=kioku("お手紙ついた",$phenomena_array);
$p2=kioku("読まずに食べた",$phenomena_array);
$p3=kioku("お手紙書いた",$phenomena_array);
$p4=kioku("お手紙ついた",$phenomena_array);
$p5=kioku("読まずに食べた",$phenomena_array);
$p6=kioku("お手紙書いた",$phenomena_array);
#出力
echo <<<EOP
<p>
<blockquote>
{$a}さんから{$p1}<br>
{$b}さんたら{$p2}<br>
しかたがないので{$p3}<br>
さっきの手紙のご用事なあに
</blockquote>
<p>
<blockquote>
{$c}さんから{$p4}<br>
{$d}さんたら{$p5}<br>
しかたがないので{$p6}<br>
さっきの手紙のご用事なあに
</blockquote>
EOP;
function kioku($in1,$in2)
{ #$in1は常に無視される
return $in2[ rand(0,count($in2)-1) ];
}
?>
<p><a href="yagi_2nd.php">リロード</a>
</body>
</html>
もうこの時点でかなりのカオスである。しろやぎさんに手紙はつくわ、それを見ていたくろやぎさんにも手紙が届くわ、仕方がないのでまた手紙はつくわ。何度かリロードしてみてほしい。そうして沸き上がる奇妙ポテンシャルを感じてほしい。この枠のなかに世界を詰め込んでしまったのではないかとさえ思う。
こうなるともう脳内のPsスイッチが入ってしまってどうにもならない。カオスの果てを見極めたくもある。phase-3では「しろやぎ」「くろやぎ」「おてがみ」という4文字ワードが交錯する。
<html>
<head>
<title>山羊さんゆうびん phase-3</title>
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=utf-8">
</head>
<body>
<h1>山羊さんゆうびん phase-3</h1>
<p>(原曲 まど・みちお作詞/團伊玖磨作曲)
<?php
#四文字の罠
$four_words_array=array("しろやぎ","くろやぎ","お手紙");
#送信者
$sender_array =$four_words_array;
#受信者
$receiver_array=$four_words_array;
#事象
$phenomena_array=array(
"読まずに食べた",
kioku("お手紙", $four_words_array)."ついた",
kioku("お手紙", $four_words_array)."書いた");
$a=kioku("くろやぎ",$four_words_array);
$b=kioku("しろやぎ",$four_words_array);
$c=kioku("くろやぎ",$four_words_array);
$d=kioku("しろやぎ",$four_words_array);
$e=kioku("お手紙",$four_words_array);
$f=kioku("お手紙",$four_words_array);
$p1=kioku("お手紙ついた",$phenomena_array);
$p2=kioku("読まずに食べた",$phenomena_array);
$p3=kioku("お手紙書いた",$phenomena_array);
$p4=kioku("お手紙ついた",$phenomena_array);
$p5=kioku("読まずに食べた",$phenomena_array);
$p6=kioku("お手紙書いた",$phenomena_array);
#出力
echo <<<EOP
<p>
<blockquote>
{$a}さんから{$p1}<br>
{$b}さんたら{$p2}<br>
しかたがないので{$p3}<br>
さっきの手紙のご用事なあに
</blockquote>
<p>
<blockquote>
{$c}さんから{$p4}<br>
{$d}さんたら{$p5}<br>
しかたがないので{$p6}<br>
さっきの手紙のご用事なあに
</blockquote>
EOP;
function kioku($in1,$in2)
{ #$in1は常に無視される
return $in2[ rand(0,count($in2)-1) ];
}
?>
<p><a href="yagi_3rd.php">リロード</a>
</body>
</html>
これを最初にプレビューした時の2番が素晴らしかった。
しろやぎさんから読まずに食べた お手紙さんたら読まずに食べた しかたがないので読まずに食べた さっきの手紙のご用事なあに
起承転結の起だけを読むと何が何だかわからないが、承を読むことで「食べた」の主語が手紙であることがわかる。そう、しろやぎさんは手紙に食べられたのだ。その理由を述べつつ淡々と事実を述べる転。無機質にリフレインされる「読まずに食べた」の7文字が重い。そうして手紙はとぼけるのだ。ご用事なあに、と。次の獲物−−−恐らくくろやぎさん−−−−に対してニヤリと笑いかける手紙の犬歯が見えるようでもある。
最終的に、こうなった。
<html>
<head>
<title>山羊さんゆうびん phase-4</title>
<meta http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=utf-8">
</head>
<body>
<h1>山羊さんゆうびん phase-4</h1>
<p>(原曲 まど・みちお作詞/團伊玖磨作曲)
<?php
#四文字の罠
$four_words_array=array("しろやぎ","くろやぎ","お手紙","ご用事");
#送信者
$sender_array =$four_words_array;
#受信者
$receiver_array=$four_words_array;
#事象
$phenomena_array=array(
"読まずに食べた",
kioku("お手紙", $four_words_array)."ついた",
kioku("お手紙", $four_words_array)."書いた");
#記憶
$a=kioku("くろやぎ",$four_words_array);
$b=kioku("しろやぎ",$four_words_array);
$c=kioku("くろやぎ",$four_words_array);
$d=kioku("しろやぎ",$four_words_array);
$e=kioku("手紙の",$four_words_array);
$f=kioku("ご用事",$four_words_array);
$g=kioku("手紙の",$four_words_array);
$h=kioku("ご用事",$four_words_array);
$p1=kioku("お手紙ついた",$phenomena_array);
$p2=kioku("読まずに食べた",$phenomena_array);
$p3=kioku("お手紙書いた",$phenomena_array);
$p4=kioku("お手紙ついた",$phenomena_array);
$p5=kioku("読まずに食べた",$phenomena_array);
$p6=kioku("お手紙書いた",$phenomena_array);
#出力
echo <<<EOP
<p>
<blockquote>
{$a}さんから{$p1}<br>
{$b}さんたら{$p2}<br>
しかたがないので{$p3}<br>
さっきの{$e}{$f}なあに
</blockquote>
<p>
<blockquote>
{$c}さんから{$p4}<br>
{$d}さんたら{$p5}<br>
しかたがないので{$p6}<br>
さっきの{$g}{$h}なあに
</blockquote>
EOP;
function kioku($in1,$in2)
{ #$in1は常に無視される
return $in2[ rand(0,count($in2)-1) ];
}
?>
<p><a href="yagi_4th.php">リロード</a>
</body>
</html>
ニューズレターの情報が広く行き渡らないことは残念だ。という話を伺った時、テキスト(HTML)で同時web公開したらいいんじゃ?と思ってしまったのが、どうだろう。ORJもHTML公開を考えた時期があったが前提が少し違う。
・会費の対価としてのニューズレター(会費の対価として情報掲載場を設けること)
VS
・情報の対価としてpdfを配布すること
KINIASの場合は必ずしも情報のためだけに会費を払ってるんではないと思う。会に所属することでいろいろを充足させるために会に所属するんではないか。人の繋がりとか集団への帰属とか。(一度、会員のなかでのニューズレターの位置づけがどういうレベルにあるか考えてみる必要がある。ニューズレターのために所属してるっていう人もいるだろう)
で、ORJの場合は。これは情報に対しての対価100%なのだから、無料公開するとそれだけ価値が下がることになる。無料公開して得られるんは自分の書いたものが広く行き渡ることによる満足しかない。もし本当に物件紹介したいのであれば自サイトでやればいいだけの話だし、ORJで書いてそれをわざわざ無料にする必要がない。金取ったうえにまだやるか、みたいな。
であるならば、それ以外の方法として逆のアプローチをしてみる。どのみちこんな話、だれも読まない。
生まれて初めてペヤング超大盛を完食したので記念カキコ.
今まで何度か挑戦したことがあるが,いずれもあと少しという所で敗北していた.最後の一掬いがどうしても入らなかったのだ.
そういう敗北を繰り返しているうち,胃のキャパシティー的な問題ではないのでは?と気づいた昨今.むしろ味の単調さに抗えなかったのではないか? 何か加えて味濃くしたらいけるんじゃね? という仮説に立ち,手元にオタフクのお好み焼きソースを用意しておきながら入れ忘れてダウンしたのが先週のことだ(そしてまたクシャミをした).
以上の愚を踏まえた今回の挑戦.念入りに湯を切り,備え付けのソースを入れた上でオタフク焼きそばソースをひゅるっと一回しかけてから食べてみた.一口目は「濃すぎたか?」と思ったが口が慣れてくるとそうでもなくなる.最後はそこそこな味わいになり,みなまで胃に収めることができたのだった.戦う相手を「腹いっぱい」から「濃い味」にすげ替えることで法理したのだ.発想のエランである.食のアウフヘーベンである(意味不明).
よく噛んで食べることも重要な要素のようだ.麺がつるつるなので最初はズルズル入ってしまうが,あとでそれがボディーブローのように効いてくる.噛んで細かくして胃の細部にまで行き渡るようにしておくべきらしい.最初は.
そこまでして完食して何になるかはまた別の話.しかし200数十円で1000kcalも取得できるのだから経済的かつ高効率であって,貧しい上にピーナッツ消化酵素を持ち合わせていない自分にとってはぜひとも習得しておくべきスキルの一つではないだろうか.
どうもうまくまとまらなかった。近代化遺産と呼べるものはどの市町村にもどんな寂れた山奥にもあるもので、そういうものに注目する機運が生まれまた活用されるようになったなら観光資源として利用できるばかりか地元の皆さんの誇りにもなり得る。それが地域振興の一助になり得る。近代化遺産の活用事例として成功した暁にはその試み方が地方の寂しさを吹き飛ばす最後の秘策として全国の参考になるかも知れない。みたいなことを書きたかった。
2スパン方杖桁はかなり本気で秘孔を突く秘策だと思っている。絶対渡りたい。場所も高さも文句ない。谷口は無理でも100mほど内側に。あのへんだったらいくらでも工事できるだろう。そして沿道には柚子を植える。柚子ロードのできあがりだ。
もうそろそろ、第二第三の龍馬が出てきてもいいと思うんだ。150年も前に死んだ人を担ぎ続けてるなんて、担がれた方も可哀想だし、故人を担ぐばかりで何一つ新しいことを生み出していない現体制もどうかと思う。既成概念をぼっ壊して新しいことをやってみたいという機運。そう簡単に終わってほしくはないんだな私。
ていうか、そもそも龍馬に拘り続ける必要からしてないと思う。高知=龍馬という連想しか出てこないような状況に疑問を持たんといかんのじゃないか(外野としての私も含め)。お題目は誰もが唱えられてすぐにわかるものとしての価値を認めなければならないけれども、お題目が仏教のすべてを表しているわけじゃない。お題目を唱えたからといって事事無礙法界に至るわけじゃない。ってすごいなGoogleIME、一発変換でこの六字が出るとは。だから「なってみては?」とは言えなかった。そのへん気弱なnagajisであったマル。
すべて司馬さんのせい。司馬さんの作った物語を咀嚼もせず飲み込んじゃった人々のせい。あと福山雅治にも少し責を負ってもらわんと。 武田鉄矢は可。
書くごとに後ろに流れていってしまうのはどうかと思い。催促しているわけじゃない。書いて流して無かったことにしてしまわないようにするためだ。
なぜなのか。
34.89332261390173, 137.0547789686954
@近江八幡市池田本町 35.10383000137571, 136.08131295046763
Before...
_ JINKO [phase-4の破壊力にメロメロです(笑) 何度やっても山羊が主語にならない…ついには頭のほうがヘンになってきて、山羊の本来の使い道が思い出せなくなってしまいました]
_ チョメ [大笑いです。 やぎさんが食べられることは無いんですね。]
_ なき [1回リロードしたらなんか哲学的なのが出た... 山羊さんゆうびん phase-2 くろやぎさんからお手紙ついた くろやぎさんたらお手紙ついた しかたがないのでお手紙ついた さっきの手紙のご用事..]