nagajisの日不定記。
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バックナンバー用に仕上げたものを見返す。05年10月号・隧道レッドデータブックにうおっちず画像を使ってたのを発見。速攻で描いて差し替え。その他、寄稿してくださった方への最終確認の準備を。
ちょっと技術的な話。バックナンバーCDはできるだけ多くのOS・環境でも読めるようにしたい。WindowsでもMacでも*nixでもBSD系でもBeOSでもPlan9(!)でも。なので、CDのデータフォーマットはISO9660を考えていた。が、よく考えたら小文字が使えないんですね>ISO9660。すでに小文字のファイル名でファイル間のリンクを貼ってしまっていたからさあ大変。このまま焼くとリンクが一切機能しないCDができてしまう。
pdfはある意味テキストファイルに近い構造をしているので、スクリプトをかけてリンクのファイル名を大文字に変換することはできる。しかし、PDFの仕様書を完全に理解しているわけではないし、いつもの手抜きぷろぐらみんぐでミスをしそうな気配がムンムンだ。できれば小文字のままで進めたい。
あれこれ調べた結果、mkisofsのオプション指定で小文字のファイル名を許可するちうものがあった。厳密にはISO9660の仕様を外れるそうだが、これでいくかも知れない。
いまもう一度調べ直したらLevel2のISO9660なら問題ないんじゃね?と思ったり。Helios(BeOSでのmkisofsのGUIフロントエンド)で設定しても焼きあがったのは大文字になっちゃって困ってたのだが。もう一度CLIで試してみよう。
嗚呼無駄な書き込み一気にここまで。
今号のアンケートはもちろん、PCアンケートにもたくさん記入いただいている。心から感謝! 遊んでくださって感謝! よーしパパOSに超漢字3書いちゃうぞー、などとすぐに浮かれるのがnagajisの欠点だ。そもそも超漢字はふだんお使いのOSではない。
冷静になって分析してみる。OSがWindows2000overの方がトップというのは至極当然の結果。細かく分けたほうがよかったかな(実質的にはそう変わらないと思うけど)。画面サイズも1024×768がトップ。このへんは想像通りだ。もっと広いサイズの方も多いので、バックナンバーのおまけ壁紙はできるだけすべてをカバーするサイズを作りたい。もっとデカイの!というのも至極ごもっともです。某所の30インチCinemaDisplayで試したら1024×768なんて屁のツッパリにもならんかった。
気になるのはpdfについての質問。pdfはHTMLより人気がないのだなあ、と改めて感じる。やっぱりみなしゃんに苦労かけとるとねー。すみません。や、pdf大好きな方ありがとうございます嬉しいですワタクシ。ってまるでAdobeの回し物みたいだな。
現実問題、HTMLで作るほうが利点が多いことは認めなければならない。地図にしたってGoogleMapsを利用すれば権利関係など簡単にクリアできるし、いろいろと応用が効く。寄稿だって楽になるに違いない(例えば「ORJ寄稿バナー」みたいなのを自身のサイトの記事に貼ってもらう───うちなら報告書の体裁で報告書を書いて、そこにバナーを付け加える───と自動的にORJ寄稿になるとか)。いま現在のORJのボトルネックは間違いなくnagajisの作業時間だ。しかしこれ以上ペースを上げるのは不可能と先日悟った。デザイン力の無さと合わせてデュアルで凹んでいる。
だけどやっぱりpdfでいきたい、っていったら以前某さんに言われたっけ。望んで苦労するのは愚かだ、みたいな感じで。確かに正論だ。それでもあえてpdfにこだわりたいと自分が言ったのは、pdfであることにただのwebマガジンではない何かを求めているからだった。そして、すぐには書き換えられないpdfであることによる緊張感(これは作成する側にとってだけど)。HTMLでやってたら「すぐ書き直せるや」と手を抜いて、ここまで気合いを入れてやってないような気がする。あ、今でもミス多いですけどね。その10倍くらいになりそうだ。もちろん「記事」として配布可能・環境にほとんど依存しないという利点もある。HTMLだったら能勢電さんに送り付けたりはしなかったはずだ。
聞いといて「でも変えません」じゃ怒られるかも知れない。でも、pdfは最後の砦として守らせていただきたく思う。ただし今回のアンケート結果で自分の意識がずいぶんHTML寄りになったのは事実。あと2、3回突いたら崩れそうな脆い砦だ。
あ、あと、「もっといいのくれ」の方、ご期待に添えるよう頑張りますがあまり期待されますとクシャミが出ますヘックション。壁紙じゃだめかなあ。あの壁紙がだめなのかなあ。
そして最後に、「こちらからもなにかあげたい」を作ってくれた方、投票してくれた方へ。心からありがとう! お気持ちだけで十分です('-'*)。この形式にして良かったと、苦労が報われた思いがします。