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旧道倶樂部録"

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2007-12-12 作業報告 [長年日記]

[ORJ] 第20号12月15日発行予定

細部のツメが終わってないが、ひとまず出揃った。前号の続きから。

画像の説明信達軌道(by TUKA)
 御代田停車場から川俣駅まで+α。今回はしみじみに納得も加えてより深く迫ります。

画像の説明徳川道
150年を経た「鬼子」の今の姿を追う。大きくなりすぎたので小出しに。。。

画像の説明江浪峠
これも表紙が代わり映えしないな(汗 しかし今回は写真多めだ。

画像の説明なぜ廃道なのか
結局また自分が書くことになった。洞峠のことを短く、ピンポイントに。次回は書いてもらうからな>2人。

連載企画

画像の説明廃道を読む
隧道はなぜ崩壊するのか?を考えてみる企画、のはずが何だか廃隧道グラビア写真集のようになってしまった。秘蔵とは言わないまでも見栄えする写真を高解像度でお届け(そのぶんファイルはでかい)

特濃!廃道歩き
…はただいま初校校正中。何しろ作者が講演で休みだったからな。今回はネタ発見から探索までの全過程をみっちり追います。作りながら密かに「へえ、そう来たか」を連発。

テーマ企画

画像の説明旧橋紀行
京都府の市街で見つけた奇妙な形式の橋について。個人的には構造がとても気にいったが「変なモノ」に分類されるかも知れない。

画像の説明明治隧道project@滋賀県
 明治時代に少なくとも358作られたという明治隧道(明治時代に作られた道路用隧道)の現況を探る企画。滋賀県の場合は、ホントは明治の鉄道トンネルのほうが多いのだけれども。

いま挙げられるのはここまで。ちょっと少ないかもだ・・・11月中はサイトの修正や何やらでまるっと潰れたからな。

[独言] 多分ねえ

こうやって一気に紹介するより、その都度書いて表紙upするとか、ネタの段階で書いたほうがみんなの興味を引けると思うんだ。特に内容については、購入しないと内容がわからないようではアレだし、テキストで書いておかないと検索エンジンにも拾ってもらえないし。本当はたくさん書くべきなのだが、なかなか手が回らないし、あんまり書くと「ネタバレ」、というより購読して下さる方の楽しみを減らしちゃうんじゃないかと思って心配になる。このへんの兼ね合いが難しい。

[ORJ] 21号以降

なので21号、というよりも次次号以降用のネタの話をしてみたり(あ、あくまでもnagajisの担当分の話です)。

先日気分転換に出かけた北摂が結構ヒットであったりする。一庫ダム湖の第3(第4)の隧道、実は結構な年代物だということを後で知った。それ自体があることは倶楽部の報告書を書く時に気づいていたのだけど、肝心の用途先のことを調べていなくて、過日改めて市史資料をゲットしたのだった。ただのゲジ穴じゃないのな。ただし今までのフォーマットでは書けない。単発ルポとして書くか。

もう一つ、ダム周辺で気になっていた廃道を(久しぶりに)再探索。いつだったか忘れたがずいぶん以前に通ったことがあって、その時は旧国道だろうとしか思っていなかった。よう考えたら円山隧道とかよりもはるかに高い所を通っているのよね。恐らく173号の付け替え工事の時の道だと思うが、このへんのあいまいさをクリアにするためにも、一庫ダム(大路次川)周辺の道の移り変わりを押さえるような企画にしてみたいと思う。もう少し資料がほしい。

横山峠の場所を特定し、峠道を発見したのも、自分にとっては久々の進展。横山峠は多田のダイエー前の切り通しができる以前の能勢街道で、江戸時代に開かれたとされている(「大阪の街道」)。あの切り通しの部分を越えていたのかそれとも別所だったのかが長年の疑問だったのだが、ほぼ答えと思しきことを現地で教わった。超有力な痕跡と20%勾配舗装も入手。

北摂の峠については、いわゆる峠本のような形式で毎回1峠(もしくは数峠)を取り上げる企画をやってみたい。「能勢の峠道」はあるけれど木津以北を含めた北摂全体のそれってないのよ。あ、parsley氏のがあるか。ああいうのと絡めてやったら面白そう(ソレハ主ニ自分ガ、だが)。

明治隧道@京都の追加資料ゲット。京都府の府史はいろんな編者によるいろんな巻があって、しかもそのほとんどが江戸時代までのいわゆる古都関係の事蹟をまとめたもののため、近代以降の情報を調べるのが大変だ。ようやく望みの1冊を発見した。栗田と老ノ坂がつながり、舞鶴に要調査が増えた。向洛洞は沈んだ(大正初年の時点で峠南は未改修区間の表記)。

河村協の「竹筋コンクリート」を読む。竹筋コンクリートのことは聞いたことがあるが、どうやって作ったのか、どこに違いがあるかを把握しとかんと調査にかかれんからな。竹筋のカブリ●cmとか。

河村の思想では、橋台・橋脚(橋脚基礎)を竹筋にして、上に載せる橋は木造とするのが最善策。この本が出された頃は木材もまた軍需用途に使われるようになっていて、木造橋を作るより普通にRC橋を作ったほうが安上がりなどという「変態的現象」(引用)も起きていたとか。なので全木造とはせず、また絶対的に不足していた鉄材を節約するために竹筋Cと組み合わせることを考えたらしい。ということは、残っているとしたら橋台橋脚である可能性が高い。あと、ある条件の板桁ね。

ちなみに、以前言ってたコンパス作戦はうまく機能することを確認した。少なくとも鉄筋入りか否かは判別できる。竹筋か無筋かは判定しようがないかも知れない。亜鉛結線に反応する何かがあればいいが・・・AMラジオか?

話はずれるがこの本のなかで戦前に木造キングポストトラスの橋が作られたことを知った。ちょっと驚いた。明治頃のトラス未発達の頃にしか作られなかったとばかり思っていたが。当然現存はしていない(はず。残ってたらえらいこっちゃ)。

さらには、今住んでいるところから半径5km以内に明治橋かも知れないものがあるらしいことを知った。何と阪急宝塚線だ。?マークつきなので本当のところはどうなのかわからないが・・・20号の発刊作業が終わったらまっ先に行ってみるつもり。

懸案の村田鶴。これは言い出した頃から進んでいない。大正から昭和初期にかけて存命していた一技師の足跡を追うという、余りに狭いテーマなだけに掲載をためらう気持ちもある。だが、自分にとっては3年越しの宿題だ。

調べても調べても直接的な情報は出てこない。戦前の公務員制度やら何やら、知らないこと、知り得ないこと、知ってもそれ以外に応用が利かないだろうことが多すぎる。けれどもそれらがかすかにつながりを見せていて、踏み分け道のような一筋が見えかかっている。それを捨て置くことができない。

村田はなぜ隧道工営所所長になったのか。勲八等の理由は。埼玉に行けば手がかりがある。それは分かっている。分かっているが、動けない。それがまた悔しい。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]
_ やの (2007-12-20 10:02)

次号予告、北摂線描&一庫ダムの第三の隧道、激しく期待しております。


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