nagajisの日不定記。
本日のアクセス数:0|昨日のアクセス数:0
ad
前回間違ったナンバーで書いてしまったので埋め合わせをする。要は書き直すのがよだきい。
市立図書館中央本館から梅田駅まで歩いて帰る途中のとある街角で、書道教室の優秀作品が掲げられているのを見た。確かに難しい筆法が含まれる文字であり題材としてはあり得るが「理想実現」に並ばれるとちょっとどうかという取り合わせになる。人生目標がカリウムナトリウム水溶液かと勘違いしてしまいそうな気もする。
書の鑑賞というのはそういう外乱因子を鑑賞者が自らシャットダウンしたうえで1つの作品に集中しなければならないのだろう。筆者のようにpotential of stangenessに弱い者には向かない。ということに気づかされた。
習字の時間に手本以外の文字を書いてふざけた思い出のある方は多いだろうが、そんな遊びの結果がみせしめのために採用された、というわけではないようだ。「海」は確かに残念な感じはするが「水」はそれなりに上手く書けている。「母」の幾何学的筆法と対比をなしていてそれはそれで面白いのではないか。
ちなみに筆者は「屑鉄処理」とか「免許皆伝」とか書くのが好きだった。
「不当判決」って書いて竹刀で叩かれた・・・。
「海水」は優秀作品だよ。中心線もしっかりしているし。水の一画目なんてすばらしく力強いではないかい。