nagajisの日不定記。
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FinepixS9100撮って出し。ISO80/S6.5
民家の玄関先で植生のバラが一輪、氷雨に震えていた。
椿なら風情があるし、こういう時「寒椿」というよい言葉があるのだが、バラだとちょっとイメージにそぐわない。寒バラ、というのもちょっと味気ない。いやいや、漢字で書けばそれなりに迫力が。寒薔薇寒薔薇、うん、いい感じ。
で、次に連想したのが蒲原有明、ってのはちょっと、どうかと思った。
牡蠣の殻なる牡蠣の身の、
かくも涯なき海にして、
生のいのちの味気なき
そのおもひこそ悲しけれ。