nagajisの日不定記。
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再びM先生に就いて京都へゆく.「明日の京都 文化遺産プラットフォーム」のシンポジウムに参加.「地震火災は近い」と題しながらそれに関する話題はごくわずかで,文化財行政に文句をいうことに終始したような気がした.まあ元々その観点の話が聞きたくて参加したわけではないし,脇道の話のほうも興味深かったので文句を言うつもりはない
京都で文化財と言った時,やはり近世以前の古いものしか注目されていないことを痛感する.それらを守ることは結構だが,その影でここ百年の歴史を置き去りにしたり破却したりしている事実にもっと目を向けてほしい.それこそ古いものばかり有難がってやしないかと思う.ここ百年の歴史は継承しないでいいのか.数百年後に後悔したって間に合わない.
技術批判・行政批判は,それがやりやすく,しかも一般受けしやすいからよく行なわれるのだろうと思う.そちら方面ではない自分たちに矛先が向くような話,一般民衆が懐を痛めるような話には誰も耳を貸さない目を背けたい.文化財=行政が守るもの,お上が何とかするものという構図を,どうにかするか,もっと考えるべきではないか.無論,全体を総括し方向を定めるような大きな視点は必要で,そういうのができるのは国レベルの機関でなけりゃ務まらないと思うが,1から10までそこに頼り切りでは保存する意味などない.文化庁長官がいう「国民の声・盛り上がりが最も必要」というのが第一の真実だろうと思う(「明日の京都 文化遺産プラットフォーム」はそうした声となるべく設立されたものだという).
結局は市民一人一人の熱意にかかっているのだろうと思う,こういう運動には.しかしながら本当の市民の声は微々たるもので,例えば私がここで文句を垂れている程度にしか影響を及ぼさない.かといって上を突き動かすためには有識者とか実務経験者とか議員とかの「名のある人」を担ぎ出さなければ効果がない.古臭く回りくどく悪弊もあるような手法を取るしかない.それなしでコトを進めることができるとすれば,ネットなんじゃなかろうか.あるいは最小の自治体である市町村レベルが頑張らなければ.
みたいなことを偉そうに考えた.さて自分はどう行動するか.微々たるものだからといって何もしないでいては本当に何も起こらないだろう.メキシコで蝶が羽ばたけばアメリカにハリケーンが襲来するらしいから,溶剤の匂いにラリりながら「楽しいなァ,楽しいなァ」と嘯きつつ壁にペンキを塗る作業に戻るんだ>nagajis
http://wiki.scribus.net/canvas/Download
ほんとうの意味での日本語対応が進行中.ようやく使い物になりつつある….横書き記事であればこれで作れるはずだ.今度試してみようか.
オブジェクトのエフェクトとか半調とかがさっくりできるのは便利そう.フォントもOTF使えるXpのほうが便利やね.だがしかし日本語フォントはすべてアウトライン化されてしまう模様.
http://www.umetani.jp/
濃厚なゆず果汁のぽん酢醤油.鼻腔を突き抜け海馬まで達するような酸味にベースの醤油も旨い.べっとりつける食し方には向かない.ちびちび足しながらが旨い.飽きのこない味である.
おぉ,奇遇でんなぁ。うちもここの特選丸大豆醤油ですわ。前にちょうど店置きがなくなっていて,「いま入れてきます」って新しいのを瓶に分けてくれた。ラベルはいらないって言ってるのに,まぁまぁと言いながらノリを付けて貼ってくれた。ちなみに離宮菜もろみも美味いよ。
どこかへ出かけた時は自分用の土産に醤油や味噌を買うことが多いです.地方色があっていいですよね.<br>個人的にはやはり大分の甘口醤油が口に合います.関西の醤油はしょっぱいばかりで・・・
私も地方に行くと地元のスーパーに必ず行きます。大分で自炊用に醤油を買いましたが,甘くて驚きました。結局ダメでした。すみません。宮滝の丸大豆はそんなにしょっぱくはありませんが,勿論,大分のみたいに砂糖入りの(ような)味はしません。