nagajisの日不定記。
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詳しい内容を忘れてしまったのだが、世界を救う的なことであったか積年の誤解を解くだったかですっかりいい気分になるという珍しいタイプの夢を見たのだけれども、最後の最後がこれ以上ないという位にひどかった。
お世話になった家で話し込んでいるうち、尿意を覚えたので、ちょっと席を外して厠へ行った私。しかし便器の前でいきんでも出るものが出ない。下腹部の辺りに力を込めてようやく捻り出したところ---それはちょうど目の詰まった細口のマヨネーズ容器をむんずと掴んでその圧力で噴出させたような勢いで出た---、何故か尿の放物線が2筋で、しかも赤い。痛くもある。えっ、と思って自分のものを見直すと、亀頭の尿道の5mmほど上に小さな穴が開いていて、そこからもぴゅーっと出ているのだった。「ひいっ」と小さく叫んだ反射で尿は止まったけれども、開いたもう一つの尿道は厳然としてそこに在る。
なんだこれは。なんでもう一個開いているのだ。本来の尿道の先っちょが塞がっていたせいで別のところが裂けたのか。それとも怪我か。さっきは血尿が出ていたが穴から血がにじみ出ているようなことはなく、しかしその周囲がカシス色にぬめっている。いかにも粘膜然としている。2口になったのはまあいいとしても、いちいちいきまなければならないのと痛いのはかなわんぞ。どうしよう。こういうのは泌尿器科なのか。それとも外科なのか。
ここまできてハッと気づいた。これは夢だ。夢に違いないぞ。尿が出にくかったのもそのせいだ。と思い至ったところで目が覚めた。前半の幸せな気分が全く以て台無しになった。
なお、幸いなことに就寝中に漏らしたりしてはいなかった。その危険を知らせるべくな夢であると考えればnagajisGJなのだが(実際目が覚めて非常な尿意があった)、それにしても加減というものがあるだろう。年を重ねた結果奇っ怪イメージへの耐性がついているとはいえだ。
どの神社だってそうじゃね? と思って撮った写真。使わないと撮ったことすら思い出せない。