nagajisの日不定記。
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ふっきゅうとふぁっきゅーって似てるよね、というだけのタイトルである。べつに誰かに腹を立てているわけではない。
日曜日は終日外出していて、夜遅くに帰ってきて、明日の客人を迎えるべく大掃除に取り掛かったのだが、無論一晩で終わるようなものでもないわけで。翌朝起きしなから片付けを再開し、なんとか目処がついたところでコーヒーを買いに出たところで、大家さんと鉢合わせになった。「昨日は出かけとったんかいな」と仰るのでそうだと答えると「実は昨日工事の人が来てな、直していきよってん」云々と仰る。へ? 点検は月曜日にと申し込んだのに???
詳しく聞けば同じマンションの別の部屋でも光回線に不具合が生じていて、その人が呼んだ点検が日曜日にあったのだという。そうしてその点検で故障個所が特定され、呼んだ部屋のネットは復旧したとのことだった。マンションタイプなので電信柱から屋内の分配器まで共用なのだけれども、その共用部分で故障していたらしい。ていうことは、うちの部屋も治っている可能性が高い……。まさかそんなことになっていたとは思ってもいなかったから、昨日帰宅してからネットチェックはしていなかったのだ(ターミナルすら見ていない。何しろ数日前に完全死亡確認by王大人であったので電源ごと落としてあったのだ。勝手に治るとも思ってなかったし)。
んで、部屋に戻って電源プラグを刺してみると、何事もなかったかのように動き始めるマイレボリューションターミナル。ネットもちゃんと繋がった。
この日の点検のために貴重な休日を潰して待機していた私の立場は……orz
大家さん曰く、別室で光回線を契約していることは知っていたけれども、そこで同じ障害が起きていること、点検が来ることは聞かされていなかったそうだ。そりゃそうだ、聞いてたら教えてくれるだろう。んで昨日も工事の人に「(nagajis室)でも繋がらんと言っとったから、一応声掛けたってくれ」といってくれたそうだ。ただ私は終日留守にしていたので応対できず、そして規定通りに月曜日の点検ということで帰って行かはったのだった。
同じマンションで点検があるんだったらこっちにも連絡入れてくれりゃいいのに>カスタマーサポート、と思わないでもなかった。わざわざSMS使って工事予定日と時間を通知してくるくらいなんだし(いや、それは今度の切替工事のか?)、少なくとも連絡先として携帯番号を伝えてるんだから気を回してくれてもいいんじゃね? と。まあでも、気を回してくれたところで留守は既定路線であったろうし、インフラサービスにそこまで求めるのも酷な気もする。点検が来るという前提であったから部屋を片付けることが出来たわけでもあり、失くしたと思っていたレインウェアの収納袋や探していた「加太友ヶ島」と「日本の要塞」を掘り起こすこともできたのだ。まあよしとしようじゃないか。ただし机を移動させるためにPCのコンセントを抜いてしまってスリープ運用していたPCで作りかけてた旧橋紀行が吹っ飛んでしまった。実質的な損害はそれだけだしnagajisがちゃんと保存してなかったのがそもそも悪い。
定時に点検の人が来て、回線のチェックとターミナル交換をしてくれた。リーダーらしき人が助手役に交換手順を説明しつつ作業していた。「これは古い型やから××がちゃうんよ」とか何とか宣っているのが耳に入って、確かにそうだな、2003年にこの部屋に越してきた時から使ってるやつだからな、と思った。「だから13年くらい前のやつですわな」と言ってみて、改めてその長さに呆れたりもした。13年間か……。思えばいろいろあったものだ。ORJとかORJとかORJとか。よく働いてくれたもんだと思う。その間電源入れっぱなし、メンテナンスもなしで問題なく動き続けてきたのは、考えてみれば偉いことじゃないかしらん(問題はおしなべて回線ケーブルのほうにあり、ターミナルは問題なく稼働していたのだ。ただ「せっかくですので」といって新しいものに交換していってくれたのだった)。
そうやって交換してくれたターミナルも、日曜日の切替工事でまた別のものに交換しなければならないという。光回線のターミナルとはそういうものーーーBフレッツとかフレッツNEXT隼とかいったサービスによって変わるものであるらしい。せっかく入れ替えてくれたのにたった数日しか働けないのはちと可哀想に思ったが、Bフレッツ自体がObsoleteになるんだったらそれ専用ターミナルも無用品になってしまうわけで、一度も働かずに破棄されるよりは良かったのかも知れないと思ったりもする。前のターミナルも13年勤続の末にFIBERエラーとかSTATUS赤ランプとかまで経験することができたんだから本望に違いない。
ここ数日PCでネットを見ることができなかったわけだが、普段当たり前のようにやっていたことができなくなるとやはり、フラストレーションが半端ない。スマホ+データ通信SIMを導入していたお陰でネットから隔離されることはなかったとはいえ、ニュースを閲覧するだとかデータをアップorダウンロードするだとかメールの返事を打つだとかをスマホの小さな画面でやるのは苦行以外の何者でもなかった。コピペのしにくいことなんかはイライラの極致だ。textarea内でやろうもんならカーソルが飛ぶわ謎インサートするわ「あ」を打つ度に勝手に変換確定されるわとともかくまともに動かなくて参った(これは使っているブラウザがタコだからだろうが)。こんな不便なものをメインに使っている人の神経とパソコンばかり使っている私のようなオールドタイプの神経は違うふうに鋭敏化しているはずで、互いに相容れないのも尤もだと思ったことだった。
しかし復旧したらしたで、PCでやることといえばニュース閲覧とデータアップと[禁則事項です]くらいなもんで、別に光回線の速度とレイテンシでなければならないものでもないのだった。さしずめhash-tag「#nagajisのくせになまいきだ」をつけるべき贅沢である。それでもこの速さのお陰でndl.kindai.go.jpが苦もなく読めるのであって、それで得られる情報は何物にも変え難い有り難いものである。それだけのために光回線を利用し続けているといっても過言ではない。最近はそれにjacar.archive.or.jpが加わってますます有り難く感じている。
ところで、光回線と菱垣廻船って似てるよね。0.4とレイテンシは相似形だよ。クラムボンはぷかぷか笑ったよ。