nagajisの日不定記。
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大正13年9月はなぜかデータが欠損している。市内物価高低にはデータがあるのだが。これは大正4年の「品切れ」と同じ現象のはず。はず。
昭和9年1月から卸売価格が東京型中品のデータになってしまうので高低データから並型中品の平均をとってきて代用した。若干意味合いが違うはず。そのうえ昭和14年から並型中等がなくなり規格品中等になる(規格品とは別に東京型があるので並型が規格型に取って代わられたものと思う。なおこの規格型は例のJES規格だ)。これは昭和14年に価格等統制令がでてものの価格が凍結されることになったことと関係があるはず。煉瓦製造業の統制団体ができて価格決めてという流れがアレに書いてあった気がする。「並型中等」で見るなら昭和8年までで限った方がいい。
統計年報で追えるのは16年8月まで。普通煉瓦の上限価格決定は1943年06月30日なのでそれより以前の16年8月に何かあったはず。このへんはアレとか官報とか読まなどうにもならんちん。昭和19年には1000個100円くらいまであがる。 暴利取締令、産業取締令では赤煉瓦は対象外。 1943年06月30日 普通煉瓦ノ最高販賣價格指定 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2961443/6 1944年12月14日 普通煉瓦(赤煉瓦)最高販賣價格指定等 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2961879/1 1945年02月13日 全國赤煉瓦工業統制組合統制規程設定認可 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2961923/4
結局のところ石炭が潤沢に使えなくなったし耐火煉瓦みたいな保護ももらえないしで生産しようがなくなっただけなのかもしれない。
梅田駅で下り電車を待ちながら聞くともなしに聞いてたいたら意外と複雑な音であったことに気付いた。それまで「ぴんぽんぱんぽんぴんぽん」の5音で構成されていると思っていたものが、左記「ん」に相当するところにもちがう音階が入っているようで「ぴろぱろぽろりろぱろぽ ん」みたいな感じだ。へえこんなんだったんだと思いながら、ふとこの音階に文字を乗せたらどうなるだろうと思った。
あれこれ考えて最初に出てきたのは
ほっぽうりょうどをかえせ (北方領土をかえせ)
だった。一文字足りないし「りょ」のところの語感がちがうのが惜しい。些か政治的なきらいもある。
音に引きづられて
テクマクマヤコンサンコン
とか
ピノキオ鎮魂歌無効
というのも思いついたが無意味な言葉の羅列は面白くないだろう。その他に幾つか無意味な文字列ばかり浮かんできて笑いを堪えるのが大変だった。
最終的にいちばんぴったりだと思ったのは
きのくにやのこのきのこ (紀伊国屋の此の茸)
やはり最後の一音分足りないがイントネーションはかなり正確で意味も徹っている。キノコをやめて折りコンとかファミコンとか4音節のことばを持ってくれば解決しそうなのだが上手を見出すことができなかった。「ジルコン」とか「カリヨン」が近似解でありそうだが、でも紀伊国屋でZrとか鐘とか売ってないだろうからなあ。
イヤ待て、そもそも茸は取り扱ってないだろう。