nagajisの日不定記。
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1台のPCの故障箇所を切り分けるのに4台も5台も開腹して、うちに持って帰ってまでして突き止めて、結局マザボが死んでいるに違いないという結論に達して。そのせいでうちのPCが立ち上がらんくなって大焦りに焦った。そうなったらヤだなと思っていた通りの展開だ。
6PINのコネクタのある電源が検証用に1台ほしい・・・。
HDDは生きている。グラボは不明。んじゃああれと交換して確認すれば良かっただけなのか。
過日高槻へ行った時に遭遇した煉瓦建築。通りに面した建屋はふつうの日本建築なんだけれど、その通り側の壁がこんなやつ。こういう透かし積みの発想はなかったので驚くと同時に素人臭さを感じたりした。少なくとも、力学的要請の呪縛から逃れられない技術者専門家にはこういうのは作れない。
それで気になって勝手口のほうへ回ってみたのだけれど……なかなかあり得ない壁、および建物が背後にあった。壁のほうはコンクリート壁に煉瓦格子がはまっていたりデンティル載せていたりして妙々なのだけれども、これ、普通の煉瓦を化粧煉瓦の要領でコンクリート筺体壁にはっつけてあったらしいのだね。貼っつけてあった奴は当然のことのように落ちている。足元にずらずらならべられているやつがそうらしい。そんなところも素人普請の気配を漂わせている。
庭の煉瓦建物は比較的しっかり作ってあるけれども、前2件のせいでこれも素人作に見えて仕方ない。煉瓦積み職人の手によるものではなく、建築をかじった人が見よう見真似で作り上げた煉瓦離れっていう感じがする。時間をかけてじっくり取り組めばできないわけではないと思う。この家の主人はすごく手先が器用だったか建築設計まではしないまでも建築に携わっていた人なんじゃないかと思う。
勝手口前の通路に落ちていた煉瓦のうち刻印のあるものはすべて大阪以外の産。山陽煉瓦SRKとか讃岐のサとか。表玄関の前の敷石の中には松本煉瓦の○Mも混じっていた。早くても戦前間際、遅くても昭和30年代のころの、比較的新しい作品であるようだ。