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2021-09-26 [長年日記]

[独言][きたく] しなかった/チャリ整備

せっかく出る準備をしたのに雨だということが判明し、諦めて自転車整備をする。懸案だったいろいろを片付ける。

  • 泥除けを装着。前の自転車から、というよりもちゃりぶ時代から泥除けをつけたことがなかったのだけれども、今乗っているのはタイヤが小さい上に細いので雨の日に走ると阿呆ほど水を拾い、それがちょうど顔にかかる。背負っているザックも予想以上に濡れてしまう。それで悲しい思いをしたことが度々重なったので、諦めて泥除けを装着することにした。
    後輪は問題なかったのだが前輪はひとつ金具を拵えなければならなかった(20インチで正ダイヤモンドフレームなもんだからクラウンから泥除けを釣る金具を作らなければならなかった。ふつうのミニベロだとヘッドチューブを長くとって前三角が台形のような感じになっているが、乗っている自転車は正ダイアモンドでフォークのクラウン下に空隙を取ることで調整されている。故にふつうのミニベロ向けの泥除けだとクラウンのところで固定できない)。ホームセンターでよく売っている穴開きスチール板を切って吊金具を作成。見た目はスマートじゃないが他に仕様もないし。
    それよりもフロントフォークのダボがM6だったのに魂消た。まさかこんなところに6mmネジ使ってあるとは思わなんだ。当然泥除けステーの取付金具のネジはM5なのでその大きさに穴開けられている取付金具をドリルでもって拡張せねばならなかった。
  • ブレーキワイヤーの交換。ついでにブレーキシューも交換。そろそろ替えねばと思って購入してから半年以上放置していたブレーキシューである。ブレーキワイヤーもそうだ。こっちは1年近く置きっぱなしにしてなかったっけか。
  • そのブレーキシューを取り付ける段階になって後輪のセンターがズレていることを発見。スポークが緩みまくってオチョコが余計にオチョコっていた。振れ取り台なしで振れ取りするのは慣れているので構わんのだが久しぶりにニップル回して締める緩むの向きの感覚がわからなくなっている自分を発見した。
  • ワイヤー交換のついでにブレーキのバナナも交換。何であれあんなに錆びるんだろうな。&あの中でワイヤーが錆びるのはどうにかならんもんか。口にしこたまグリスを塗っておいたが役に立つかどうか。アルミ製のとかじゃないと根本解決せんだろうな。
  • リアエンド(ディレーラーハンガー)の修正。最ローに入れるとディレーラーがリムにあたっていたのをそういうものだと諦めていたのだが(だってもともと6段ボスフリーがはまってたのをHG7段カセットフリーハブに交換したようなフレームなんだもん)単にディレーラーハンガーが曲がっているだけだった。担いでボコボコぶつけたからに違いない。
  • このハンガー、普通のよりも薄く、ディレーラーを取り付けるとそのボルトの頭がトップに入ったチェーンと干渉してしまうという困ったちゃん仕様(だからボスフリーがついてたんだろうな。トップも12Tだったし)。思い切ってロード用のディレーラーに交換しようかとも思っていたのだがエンド修正で解決したので実現せず。
  • RDは完成車についてきたTOURNEYを使い続けていたのだが、上記のこともあるし全体的にガタが来ているしで交換したいと思っていた。ボルト干渉問題はボルトの頭に大きなワッシャーを挟むことで誤魔化していた(これ、ディレーラーの固定ネジがすっぽり抜けるTOURNEYだからこそできた芸当だった。もう少し上のランクのになるとEリング固定になってしまうのでネジが抜けない。内側に挟めば何とかなりそうではあるもののそうすると内側の各種突起とワッシャーが干渉するのであっちこっち刻まないといけない)。しかも公称キャバ28Tなのを無理くり誤魔化して31Tに使っていた。チェーンを交換した時にシマノ指定のコマ数で切ったらアウターローが入らなくて初めてキャパオーバーだったことに気づいたのだった。コマを+2リンク以上すればちゃんと切り替わる不思議。
    今までディレーラーのキャパシティーなんて考えたことなかったな……。貰い物とか余り物とか、とにかくすでに手元にあるものを何とかして使うことばかりやってきたし、それで全然困りはしなかったし。旅先でチェーンが切れた時の備えとしてチェーンを長めに使う癖があったのもキャパを意識する機会を逸した理由に違いない。コマが捻れて使い物にならなくなったら切り詰めるしかないからな、シマノ指定のセッティングだと切り詰めたらトップが入らなくなってしまう。
    とにかくも、そんなこんなで交換したがっていたRD、しかし躊躇われるところがあったあれこれは、エンド修正ですべて解決したのであった。
  • 以上の整備をするために工具をあれこれ引っ張り出している時、工具棚の奥底からサンツアーのXC-PROが出てきた。以前の自転車で一時期使っていたやつだ。それほど酷使はしなかったはずで可動部のガタも少ない。しかしプーリーが一つなくなっててもう一つも半分に割れているという悲惨な状況。だがこれでプーリーさえ手に入れればこれが使えるということに気づいてしまう。(あとでプーリーの一つは改造して三脚のハンドルネジにしたのを思い出した。その三脚はどこへ行ったものか……多分捨ててしまったかネジだけまた落として再起不能になってしまったはず)
  • というわけで昼から梅田に出てプーリーを買ってきた。今はプーリーのネジ細いんだな。合うのを探すのに苦労した。どっかへ行ってしまっていた固定ネジは新たに買うことができなかったので部品箱の中から別のディレーラーから取ったものと思われる六角頭のを見つけ出し、これを流用することにする。XC-PROが泣くかも知れないが抽斗の底で錆ているよりはいいだろう。
  • 本題のディレーラー固定ネジ干渉問題。ちょうどよいワッシャーが見つからなかったので、いっそのことボルトの頭を削って短くしてしまえということになった。而してその切削のために電動ドリル用の円盤型研磨モジュールを買う羽目になる。同じものがすでに手元にあったはずなのだが見つけられず、仕方なく新規に購入する。これがないとメガネも作れないしな……。
  • で、リアディレイラー交換と相成り、ワイヤーを取り替えようとしたら、頭の付近でブチブチ切れていて引っ張り出すのに苦労した。
  • ウエパでプーリーを買うついでにトゥークリップ(パワーグリップ)500えんというのを見つけてしまい。これまではトゥークリップ+ベルトをつけていたのだがほとんど活用しないうちに折れたり千切れたりしていたので潔くポイする。さらについでに担ぎパッドがわりの三角バッグを見つけたので贖ってみたがこれはちょっと失敗だった。担ぐことが想定された作りでないのでへにょへにょに曲がる。deuterよ、必要なのは容量じゃないんだ。担ぎパッドがわりになる頑丈さなんだ。(つーてもそう頻繁に担ぐ機会はないだろうし、今後ますます減っていくのは確実だし。いざという時に捨て石になってくれればという程度のでいいんかも知らん)

そんなこんなで一日中自転車をいじくっていた一日。XC-PROをDEOLEのラピッドファイヤーで使う非道も問題なく動いてくれている。ローギアでホイールに接触する危険な状態も解消でき、6、7段目がスムーズに入るようになったし、泥除けついたしブレーキもいい具合になったし。あとはシートポストの交換くらいか。

といってノギスで寸法を計ったくせに注文し間違えた。馬鹿nagajisめ。必要なのはφ25.4mmだろうが。

この自転車は細部でとことん困らされる。価格を低く抑えるためか逸般規格な部品が多い。ブルホーンハンドルだってノーマルサイズじゃなかったし、ヘッドのリテーナーは30mmだし、フォークのダボはM6だし。FDを取り付けるためのガイドを取り付けるための穴が用意されていると思ったらただの穴でネジ切ってないし。リアはボスフリーだし。シートポストのφ25.4mmはそこそこ多い規格だからそれくらいしか汎用性がない。

フレーム以外ではブレーキ本体が残っているだけになった。これはまだ交換する必要性を感じないので放っておこう。


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