nagajisの日不定記。
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あのまま破棄してしまうのがあまりに忍びなくて見ず知らずの人の日記を取得しココに取り込み始める。
陸軍幼年学校は士官学校のひとつ手前の教育機関で、13歳から15歳、いまでいう中学生くらいの子供が入学した。幹部養成のエリートコースで倍率も高かったそうなのだけども、軍人遺児は一定の成績があれば順位に関わりなく入ることができたそうだ。件の日記の主も父親を亡くしていて、それで特待生として入学した。昭和16年入学の日から卒業して終戦を迎える頃までの日記が手元にある。太平洋戦争突入から敗戦までを陸軍幹部候補生として過ごした人の青春が詰まっている(はず。まだ全部読めてない)。
個人の日記をテキスト化するのはちょっとどうかとも思ったが、歴史資料としてとても貴重なものと思えたので敢えて試みる。もともと日記は上官?教員?に提出してチェックを受けていたようなので(〔〕中はその添削)、本当にうちに秘めておきたいことは書かれていないだろう。夏季・冬季休暇の日記は故に入力しない。幼年学校でどういう教育が行われていたか、その教育を受けてどう成長していったか、追体験してみたく思う。
量が多いので一気にはできない。暇を見つけて少しずつ入力していくことにする。nagajis米は最小限に。