nagajisの日不定記。
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Q507のキーボードは2種類あって、裏面が平らで多分鉄板かなにかを入れてカッチリ作ってあるのと、軽さを追求したタイプのものとがある。重さは体感的にずいぶん違って後者のほうが明らかに軽い。これをつけているとなんだかオモチャみたいな感じさえする。
前者のキータッチが気に入っていて、ずっとそればかり使っていたのだが(後者はなんだか安っぽいタッチ感。2980えんのキーボードみたいな感じ)、今回なんとなくそちらを装着して持ち出してみて、意外と悪くないタッチであることを発見した。軽いタッチなので疲れなくていい。軽いくせに打鍵感接点感が確かにあって戻りもはやい。Appleの初代Pro Keyboard(黒いキートップのやつ)を使い続けているのと同じ理由で好み。
問題は、キーボードが軽すぎて本体ごとパタンと倒れてしまいやすいことだ……。手のひらでずっと押さえておかないといけないので疲れてくると手首がいたくなる。自分は左手が痛くなる。もともと角度がおかしいし。
2年生になってから自分自身に言い聞かせるような書き込みが多くなるように思えた。一年の時は行事や当番のことを事細かに書いていたように見えるのはそれが目新しい経験だったからだろうか。一年を経てそれが当たり前になってくるとだんだん自分の幼年学校にいる理由を考えるようになってくるらしい。
日記はもともと生徒監が目を通すことを前提に全員に書かせていたようなので、ある意味検閲を想定した内容になっているのであろうことは否定できない。この時期食事もだんだん不良になっていったはずなのにその当りのことは書かれていない。これを幼年学校が恵まれていたからだと考えるか弱音を吐かぬよう敢えて書かなかったのか、どちらと取るか。
体が大きくなること(胸囲の増長、体重の増加)も学生の本分のひとつで、そのことがしきりに出てくる。学業よりも術科や教練といった運動方面に強かった方のよう。そうして夏季休暇前には夏季休暇を恋う内容だったりしてその辺りはやはり14、5才の自然な感性と思った。寝台仲間で無駄口叩き合う辺りとか。
書き終えたところで何がわかるだろうと期待する反面(こっから先はごく一部しか見てない)、何も起こらずに終戦を迎えそうな気もする。後者だからこうして日記が残っているのだろうしな。