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旧道倶樂部録"

nagajis不定記。
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1942-02-25 この日を編集

[陸幼日記]二月二十五日 水曜日 晴

からりとしたる天気なれど薄ら寒し。午後は向坂行軍をなし、途中に於て連絡兵動作をなす。向坂は乃木軍、薩軍のために軍旗をうばわれたる地なり。(明治十年)復りは五人一組となり、各々が斥候にして学校まで復りたり。行軍は終列なりたる故以後〔朱棒線し「?」、「後」を「外」に訂正〕にきつかりき。直に入浴し気分をさっぱりなす。鍛錬の日なりき。


1943-02-25 この日を編集

[陸幼日記]二月二十五日 木 曇

朝の行事頗る良く一日が愉快なり。校長殿曰く、素振り・掃除・兵器手入を朝に実施せざれば何ら地方と異ることなし。と。午後は柔道にて総て習い次は訓育学科及び作業考査なりき。克く要点をつかむべし。明日の査閲の自習をなし万全の準備を調べ然して之に心をそゝぐ。佐中より本山大佐殿・配属将校・黒岩・田中頼一・中川・嘉村・光山先生等十二名今日より明日にかけ見学に見られたり。夕食後語り、曰夕点呼後一時間先生と話をなし栄城を貰いたい。見学に来らるゝのみにても嬉しきことにて特にはげまされ今後の奮闘を期したり頗る良好。


2008-02-25 作業報告 この日を編集

[web] ユーザードリブンな修正

タイマー仕込み失敗。GETが255文字を越えてしまう。。。迂闊なり。バックアップ時に48時間を経たものを削除することにした。新規登録時のチェックも修正したのでそろそろ入れ替える予定。

SQLの効率をほとんど考えずに作っているからずいぶん負荷をかけてるんだろな・・・と思ったが、同じ鯖にMTアフィ厨が跋扈していることを考えると馬鹿馬鹿しくなってきた。どうせ負荷率はさほどでないのだから富豪的に行こう。更新量は2ケタにも行かないし。それよりpdfsplit/namazuのほうがダンガー。

[web] ヘッドライン

前回の訪問時からの累積を表示するタイプを試作。言葉で書けばたったこれだけだが実装にかなり手間取った。

1ファイル1ヘッドラインで作成
ファイル名から更新日時を取得
更新日時が前回訪問時以降であればアウトプットに加える
 更新があれば展開する設定
 更新がなければ最新の一つだけにして折り畳む

現在のバージョンはglobしたリストを全チェックしているから、obsoleteになったものは一つにまとめるとか何とかしないと後で困りそうだ。

[独言] 覚え書き

昭和12年10月、土木事業における鉄材使用が許可制に。13年7月全面禁止的許可制に改正。

http://www.lib.kobe-u.ac.jp/das/ContentViewServlet?METAID=00485306&TYPE=HTML_FILE&POS=1&LANG=null

http://library.jsce.or.jp/Image_DB/mag/gaho/kenchikukouji/13-10/13-10-2554.pdf


2009-02-25 うああああ この日を編集

[独言] nagajisのばかー

なんでこんなことで悩んでるんだ。

・一斉送信できる仕組みを整えた
・でもそれってSPAMだよね。「アイテム販売始めました」とかお知らせするつもりだし
    ↓
・じゃあメールを受信できない設定ができるようにしよう。いわゆる着信拒否
    ↓
・更新情報とか入金処理とか登録情報変更とかどうするの? 
    ↓
・現状のメールのセットを1、お知らせを2とするとして、
 デフォルトを1に設定
 希望する人は1+2
 なあんもいらん人は0  を選んでもらえば!
    ↓
・という変更をしたよ!ということをメールで告知すれば!
    ↓
・誰にも届かないorz ←いまここ

最初の一通は例外とするとしてもそのあとがぐちゃぐちゃ。最新号はデフォルトで更新チェックするよう変更するからなあんもいらんというのにメールが届くことになって、それは0の人のみ除外するとしても、登録情報変更も送れないから変更もできないことになり、そういうcriticalなメールも例外にしようとするとそのcriticalの範囲ってどこまでやねんという話になる。入金操作はいらないの? とか。要は「すべてのお知らせを受け取らない」という選択肢が(物理的に作れたとしても)意味がない。

書いてみてやっぱりばかだとおもう。ORJからのSPAM的お知らせを受け取らない設定を作るか、アカウントを消す機能を作ったほうが早い。しかしORJからのSPAM的お知らせを受け取らないことを明示的に示してもらうのは石投げといて「投げられたくなかったら来い」って言ってるようなもので、かといって未承諾広告を受け取ることを承諾してもらうと未承諾でなくなるという訳のわからないことになってしまい。というか何で一斉送信システムつくったんだっけ? そもそもそんなに頻繁に何かを送るつもりもないのに。ばかすぎる・・・。これが筋肉脳の実力かッ!

いずれにしてもそろそろださないといけない・・・急がないと。今晩には何かが届くかも知れません>各位。

ちゃうちゃう! 今回の修正はぜんぶつながっているから、どれか一つだけ先行公開ってのはできないんだ・・・。ということは33号修正も3月頭になるorz。今日は何も送られません。

[Web] 回線増強!

the-orj.orgの回線が突如増強されました。以前は800〜900kbpsくらいだったのが軽く1Mbps超え。今さら感もあるが有り難いことだ。そうして何の事前連絡もないという剛毅。


2010-02-25 知ってるか?今月は28日しかないんだぞう この日を編集

例のごとく忘れていた。弱粘性地報償を嗤わないでいただきたい&たかが2、3日といわないでいただきたい。2、3日少ないことは結構大きな影響なのだ。精神的な余裕というか、怠慢できる余裕というか。それが違う。

次号原稿のうち半分くらいは前月中にあげておきたい。少なくとも目鼻はつけておきたい。そうしとくと後半詰まる原稿&pdf化に注力できるから。やり残した原稿が多いまま当月を迎えるとやらなならんことの山積みになってしまい息苦しい。

去年は28日になって気づいた気がする。一昨年は29日まであったというのに結局は時間不足で困った。今年はどうか。3日前に気づいたのでよしとするか、3日前なのに一切進んでないことを嘆くべきか。しかもあと3日間のうちに取り掛かれる保証はない。何ということだ。TUKA氏旧橋が原稿up済だというのがせめてもの救いか。イカは怒ると墨を吐くのだ。縞馬の縞をぐるぐる取って青空に附けたら縞空なのだ。

そういう焦りから方々に電話した昨日。前回は徒手空拳だったが今回はKINIAS論文を武器にした。マッチポンプの極みだが収穫一つ。これ以上何も起こらないかも知れない。ひのきのぼうの方が攻撃力があったかも知れぬ。そういえばひのきのぼう、こんごうづえ(金剛杖)じゃだめだったんだろうか。違うものなのか。

何をしたいのかよくわからない。

画像の説明
画像の説明

無意味に待ち受けサイズにしてみる。実寸がわからない。画像の説明

本日のツッコミ(全8件) [ツッコミを入れる]

Before...

_ nagajis [JIS男のシルエットです!!]

_ iso [jisマークのへんを指で押してツツーと動かすと胴体が引っ張られて、右、左、と動かすたびに慣性に従って胴体がプラーンプラーンとなり、画面右端に達すると左右スクロールを始めるからオブっぽいところが表示..]

_ nagajis [タイトルは「じすおのくせになまいきだ。」を考えております]


2011-02-25 この日を編集

[独言] 睡眠失敗

安治川5に備えて早く寝たつもりが24時に目が醒めてしまった。妙に目が冴えて眠れない。原稿書き始めてみたものの、こちらも思うように行かず。そうして今頃になって眠くなってきた。困った・・・ここで寝たら昼過ぎ確実だしなあ。

そう急ぐものではないから、来週でもいいんだけど…。なにもしない一日が辛い。

あちこちへ問い合わせをして、その結果が集まりつつあるが、これといった収穫がない。わずかに飼坂の件で収穫あり。明治30年代の中街道改修が飼坂峠まで達してた(時間軸では飼坂のほうが先)ということが判明した。ただ自分が思っていたような僥倖はなさそうな感じだ。

そういやウオッちずが変更になったんだよな・・・地形図にあった破線道が消えていてちょっと慌てた。河川の青色が目立ちすぎて道がよくわからんのも慣れない。

まあ、このへんはそのうち慣れるんだろう。以前地形図の書式を変える案があって、提示されたサンプルの等高線が赤茶色だったところ(そのせいで地図が真っ赤っかに見える)がひどく不評を買っていたのをふと思い出した。あれは結局なくなったんだっけ。書体がゴシックに統一されたのは見た覚えがあるが…。最近地形図を買ってないな、そういや。

[ph.] 雀々

画像の説明

望遠最大で適当に撮ったがそれなりによく写ってると思う。コンデジにしては上出来。

本日のツッコミ(全1件) [ツッコミを入れる]

_ トリ [スズメ可愛い・・・。昔、足を怪我したこスズメを拾い、ハチの巣を採ってハチの子をあげて飼っていたことを思い出しました。かわいいかわいい。たまらん。]


2012-02-25 未来に書く日記 この日を編集

[独言] ToDo減らねえ

林道リストに手間取った.今日(24日)には送らないと...索道はどうしようか.図だけ見てもらうか.たぶん各市町村の調査員さんが目をつけてると思うんだ,索道は.地誌に記述もあることだし.

[独言] 食パンをくう

食べ物に頓着しない(飢えなければいい)ので気に入ったものがあるとそればかり食べている.食パンなどは特にそう.馬鹿の一つ覚えのごとくに食パンにマーガリンを塗ったものばかり食べてしまう.ハムもレタスもない.パンとマーガリンだけだ.

しばらく遠ざかっていたがまた買ってしまった.癖が始まらないよう気をつけないと.

[独言] 掲示板反映されてねえ

直後にごめんなさいしたんだが反映されてないぞ!どういうことだ!orz

格好悪い.とても格好悪い.

[奈良近遺調] 皇紀二六〇〇年

M先生のお尋ねのあと調べていたらいろいろ発見.「道路の改良」地方通信wikiを作っていた頃頭に引っかかって絡まっていた事項が一つ,ほぐれて解決しそうな塩梅.面白さの焦点は「すべて府県道認定された」というところにある.

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

_ TUKA [更に桃屋のザーサイを乗っけるとウマイよ]

_ nagajis [この前まであったんですが・・・>ザーサイ]


2013-02-25 この日を編集

[ph.] 信号機

画像の説明なぜかこの構図が琴線に触れた。理由はわからない。

[][奈良近遺調]

以前作っておいた奈良県府県道変遷を補完した。T9>T12の変化はさほど大きくない。勢野新庄線が停車場線と一緒になって若干短くなったのと、ちょうど天辻隧道が完成したことで五条本宮線ができたくらいで、残りは郡道から繰り上がったものばかりだ。T12は告示を確認したわけではなく統計書のデータ(起終点のみ)から引っ張って来たものなので経由地の微妙な変化はあるかも知れない。奈良県議会史の郡制廃止頃のをもう一度読むべし。

松波さんのところにある大正府県道の告示はどこかで改正された結果物であるらしい。T12以降ではなさげ。全体的に路線数が少ないし、路線自体は一緒で名称が違うものが多数ある状態(奈良大阪線が奈良国府大阪線という名称になっていたりする。下市東熊野線とか)。一体いつのだろう・・・。大正9年4月1日告示になってるんだけれどもなあ。

T12のデータが載った統計書以降は個々の府県道のデータが載らなくなってしまい、府県道名すらわからなくなってしまうので、それと突き合わせることもできない。T以降の県報全部見れっていうことか。大変だがいつかやらなきゃいかんのだろうな(やったとしても成果があるかどうか・・・道路関係のは欠落が多いみたいだし。 何でだろう?三重県もそうだったが、 まとまった数府県道認定がされていたはずの告示は収録漏れしていることが多い。使い手があるから誰かが持ってったんだろうか?)

地方の道路網発達を考えるとき、府県道の変遷を踏まえたほうがいいんじゃないかと思うのだが、体系だって調べた人はいないようだ。福井県の県議会史巻末にあるような変遷表がどこの府県にもあってしかるべきなのに。。。

[] 続・指定府県道

T15の最初の指定は第8巻第11号。国立国会図書館蔵。複写申請したほうが早いのか。

[南天] せっかく芽が出たのに

先日のぽかぽか陽気の頃から急に芽が伸び出して、以前の葉を追い越すくらいに成長したのだが、寒さがぶり返したせいなのか、それとも暖房を使わなくなったせいか、その新葉がしなびて落ちるようになってしまった。

そこいらに育っている南天は肥料をやったりすることもないだろうにわしわし育っている。 あんまり構うとよくないように思いつつ、霧吹きかけてみたりなどしている。土が悪いのかなあ。腐葉土じゃいかんのだろうなあ。

[道路考古学] 道路考古学

いま時点で自分の興味が向かっている方向をジャストに表す言葉がないので勝手に「道路考古学」とかいうワードを考えている。産業考古学の網で道路を捕まえてもいいんだろうけど若干ハミ出そう&思った以上に捉え所がないぬめぬめずるりんとしたもののような気がする>道路。

要するに戦前の道路を体系的に考えてみたい。戦前の道路ってどんなものだったのか。どう変化して現代に繋がっているか。旧廃道の探索はそれを調べるためのフィールドワーク。その検証のためのデスクワーク。両輪体制。今あるものから過去を振り返り顕かにするという意味でarcheology。発掘するだけが考古学じゃないからね。

[奇妙なポテンシャル] #306

箸の使い方が下手になった気がしてならない。つまんだものを滑らせて落とす・掬ったご飯粒をこぼす・椀に載せた箸が転げ落ちる等々を経験することが多くなった。運動神経が鈍くなっているのはこれまでも何度か認識したがそれが箸使いにも現れたのかと思うとゾッとする。

最も強くそう思ったのは

開封したてのいか味付け缶詰から最初の一つをつまみ出せなかった

時だった。パッ缶になった蓋の縁のところに引っ掛かってつまみ出せなかったのだ。 先がささくれ立った割り箸でですら失敗した。 これはマルハニチロにも罪の一端を担ってほしい。封入するほうは楽だろうが、 もう少し改善の余地があるのではないか。

茹でたブロッコリーを菜箸で掴んで取り出せなかった

というのもあった。摘まめば摘まむほど崩れていって、同じ形状のより小さいブロッコリー群になってしまい。マンデルブロー・プロットを際限なく降下していく気分を味わった。火を通しすぎたんだよ、どうせカレーに入れるんだからいいじゃんと、誰かに慰めてほしかった。嗚呼独り身の憂き事辛き事哉。


2014-02-25 この日を編集

[独言] ばーかばーか

大阪府の明治24年の地方税支弁道路告示を発見してうほうほいいながらテキスト化したら、終わった頃になってもう4年も前にテキスト化してたことに気づいた。ばーかばーか。

大阪府の広報pdfを漁ってM31の改正を発見。「地方税」で検索したかぎりではM24以降ここまで改正がない。しかし4年前のメモによると仮定県道はころころ変わっているらしい。考えられることは

1.nagajisの目がフシアナ(M31には粉浜街道も父鬼街道も仮定県道枠に入ってる)

2.府県道の指定と支弁法が連動していない(府県道は全額地方税支弁が前提で、府県道への昇格即ち支弁であって告示の要がなかった。それ以外の里道、前島街道などがずっと変化しなかった)

3.

が考えられる。となると地方税支弁法の枠内でどう変化したかを追うことと統計書で県道か否かを追いかけるのと2スキャンしなければならない。うっとうしい。

M31をテキスト化しつつ補助割合の変化を見ていくとかなり入れ替わっていることに気づく。これは統計書の県道の入れ替わりの速さに似ている。改修のため一時的に補助割合を変更→改修→完了とともに補助割合を下げて、かわりに他の未改修道路を昇格、という流れなのかも知れない。もしそこを裏付けようと思ったら府会議事録か府会誌を全読みしなければならなくなる。すごく・・・面倒です・・・。

とはいえ結構面白いことが見えてくる。井関越や平石峠が補助里道だったりとか、千早峠が早々と全額支弁でなくなっていたり。

大阪府の補助里道制度は確か明治10年代から始まっていたはずで、東熊野街道などは改修終了後に補助里道編入を申請したがrejられてたんじゃなかったっけ。22日に見つけた府会誌の熊野街道の記述@明治14年を混同しているのかも知れない。郡への土木費議論で減額されてるんは、この頃まだ地方税支弁法ができてくなくて、逐一しんせいしなきゃいけんかったのではなかったか。

明治13年に土木費打ち切り。明治14年に東京府京都府大阪府+神奈川県で区会・郡部会の実施。区部 郡部 で改修対象と改修費を議決>府会で請求という流れらしい。この頃の郡部会で土木補助費中に道路入れてくれとか地方税支弁にしてくれとかいう建議がいくつかある。熊野街道の改修費削除も@郡部会。そもそも土木費/土木補助費と分けられていた意味を理解しとかないといけない。明治11年?14?に府県会制>府経済の範疇と議決権のあたり。

明治24年の告示の背景はちとよくわからない。明治23年度の最後の府会で理事会の土木費(道路)の原案がなってねーちゃんとしろーそのために委員会作るから25年度からちゃんとしろーという建議がある。おぼろげな理解では3月はじめに理事会から土木費(道路)が示されたのに対し、大事なことなので査読会たてて議論した結果、あちこち修正したいんだけど時間ないからとりあえず原案可決しちゃるけんとか何とかな流れになって建議になっていたはず。対象路線の告示がこれにつながると思われるがもう少し読み込まないと理解ができない。

[煉瓦刻印] 『梅クス漢数字』

『梅クス漢数字』煉瓦刻印
送信者 関西地方煉瓦刻印

堺市九間町東二丁(八木氏旧宅裏)で初見刻印を発見。5弁の花に「スク」の文字と漢数字が刻まれている。漢数字は六や三などがあり、いずれも五弁花に「スク」がついている。古煉瓦の多い旧堺市街でも、この一角にだけ存在する、かなりレアな刻印のようだ。

左書きで「クス」なのだとすると、鶴田村にM29に出現する楠本煉化工場が第一候補。他に楠根村の工場とか楠田氏の工場とかはあるが少々遠い(いまの城東区とか滋賀県とか)。まあ鶴田村もずいぶんとおいのだけれども。原口跡地になかったっけかクスのつく工場。

これを見て、以前直父さんが教えてくられた真田山陸軍墓地の刻印を思い出した。あれはこれの「スク」がないバージョンなのではないか。しこうして桜ではなく梅なのではないか。明治21年設立大阪府下煉化石製造組合の事務所は菅原神社にあり、菅原神社といえば梅だ。

この並びに小さな五弁花の刻印もあった。s先端が丸いが花びら各々に線が入っている。梅でないのかも知れぬ。


2016-02-25 この日を編集

[煉瓦] 岡町の大阪窯業

窯業マークは重ね打ちされているのに「改」はきれいに押されてある。両者が異なるタイミングで押されたことの証。ちうことは「改メ」の「改」であるのかも知れないが、とにかくもそのような事例があるというメモ。そして言うまでもなく「改」が押されていること自体に意味がある。以前上げた写真のとは別の区画のやつだかんね。


2018-02-25 この日を編集

[きたく][古レール] 官営八幡製鉄所 No.60B 1903

画像の説明

予想外の発見は、いいものだ。

官営八幡製鉄所が製造した最初期のレール。さりげなく10数本まとめて使われている。1902がありはしないかと思って捜し回ったが残念ながらUNIONのが見つかっただけだった。他にILLINOIS STEELS Co.製 HANKAKU 1897が数本。上の方には八幡の1910とかメーカー忘れた1922〜24とか。 画像の説明画像の説明

[独言] それよかさぁ

帰ってPCを起動させようとしたら立ち上がらんでやんのばーかばーか。ずっとスタンバイ運用してたのを久しぶりにシャットダウンしたあとが立ち上がらず。この間もそんなスキームで落として次が立ち上がらんかった。困ったことだ。

とりあえず明日電源を買ってこようと思う。今の電源は680えんで買ってきたジャンク品だった。それを4年使い続けてきたからもう腐ってると思う。しかし新品で買ったら同じマシンをオークションで買うより高いんだなあ。


2019-02-25 この日を編集

[煉瓦刻印] 生き別れの堺煉瓦添印「ク」

画像の説明

画像の説明私にはこの煉瓦の元使用先がわかる。この煉瓦の刻印を打った判がその後幾許かして右上右下の線が欠けてしまったことも知っている。今から約120年前にこの煉瓦を作った人の仕業を知っている。我ながら、すごいと思う。

[煉瓦工場] おくりつける

各方面におくりつける非道を働く。さて、ここからどうするか。

ToDo:出典一覧の作成。ドキュメントの整備。書式を西日本編へバックポート。陶弘の社章は愛知県編に反映のこと。あと福井を移動したので削除の方向で。

全編くっつけたのを作ってみようか。串刺しで検索したい。Acrobatにはマルチファイル検索はなかったよなあ。

なんか商工録漁ってたらいくつも社章が出てきたばい。富岡煉瓦とか磐城シャモットとか山本商店煉瓦製造部とか旭煉瓦とか。

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1108840/19 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1035481/30 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1052896/17 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1052896/73 山本 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1120856/13 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1120856/47 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1120856/231 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1036962/14 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1036962/73 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1090869/10 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1136915/502 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1136915/960 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1026095/157 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1136923/552 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1136923/914 http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1136923/1036

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/948753/33

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/948753/36

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/948753/65

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/948753/256

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/948753/293

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/948753/307

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/948754/221

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/948754/227

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/948754/240

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/948754/332

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/948755/26

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/948755/32

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/948755/35

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/948755/256

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/948755/290

http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/948755/325


2023-02-25 この日を編集

[]高坂紫朗『鉄道防災改良工法』

昭和30年三報社刊。鉄道構造物の災害復旧や防災目的の改良工事を実例をあげて解説したもので、擁壁の構造であるとか橋脚の補修工事だとか(列車運行を確保したまま橋脚を改築する手法など)、法面の緑化防護だとか、ふだん目にしてもあまり気にかけることがないようなものもの、しかしその含意を知りたいと思った時にハタと困ってしまうようなそれを詳しく知ることができる。隧道変状を修復する工事でどのようた手順で巻き直したのかとか実地の経験がないとわからないようなことも多数書かれていて、こういう本こそ「有り難い」と評するべきだと思う。

何の工事にしても「こうすれば万事OK」ということがなく、地質や地形、気候条件に応じて種々方策が試されていたことがよくわかる。また機械力で力づくでどうこうしようというものは少なく、いかに簡便で安価に済むかを様々試していた姿が窺えていい。戦中戦後に荒廃した鉄道構造物を一気に改修しなければならなかった時期だからだろう。今ある構造物の補修の跡もその時その場の最善を尽くした結果なのだと思うとちょっと見方が変わってきそうである。

専門書なので高価かと思ったが「日本の古本屋」でも在庫多数で1000えん前後で買えるようだ。価値と価格(需要)が比例するものではないという好例。いや需要が限りなくゼロに近いから安いのか。そのことと本の価値とは無関係である。私には凡百の自己啓発書よりはるかに尊い一冊に思える。


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