nagajisの日不定記。
本日のアクセス数:0|昨日のアクセス数:0
ad
げら長くなってしまったので過去に飛ばした。結局のところ京都府では土木費支弁対象を国県道で指定していないため、この方面から仮定県道を知ることはできない。明治36年の改正でようやくわかるがこれも県道を指定するものではない。すくなくとも明治29年までは仮定県道はおろか里道も国道も出てこねえ(町村に所属する道というのは出てくるが)。これは統計書のチラ見でも同じ。
県にとって国県里道の区分は重要でなく(ほどんど意味をなさないと言ってしまっていいほど)、むしろ補助割合での括り(京都府の場合は第一類第二類+第三類)のほうが意味のあるもので、その分類のために県道を仮認定するかそうでないかであって、それが府県によってまちまちだった、というごく当たり前だの結論が見えてきた。
それよか「名区勝地道路」の存在が面白い。市(区)と郡が折半して地方税で支弁した道路であり「市郡道」とでもいうべき道だ。
明治29〜36は!アーカイブで未チェック。33〜35があったはず。
統計書は28から32までざっくり未収録。だったかな。