nagajisの日不定記。
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この2枚も狙って揃えたものではない。異なる場所で道路橋の絵葉書を探していて購入し、偶然揃ったものだ。上の葉書を先に見ていて、2枚目を見つけたときに「このボーストリングトラスかっこええなあ、そういえば神影橋って見た事あるなあ、あれ買っとけば良かったなあ」と思って購入したところ、実は1枚目も購入していたという。そんな感じの適当な捕獲である。
金光教の総本山の前に架けられた橋。上が初代?の橋で鉄管柱橋脚の木桁橋。下が2代目?のものでピン接合のボーストリングトラスだ。ピンでボーストリングというと「廃3」でtaiheiさんが書いてくださった木谷原橋(ドイツ製輸入プレファブ)を思い出すが、これがその系統なのかはわからない。斜材が棒鋼になっているから多分違うのだろう。
JSCE-Lib.の橋梁年表によれば初代橋?は1893年(明治26)もしくは1907(明治40)架設。二代目?は1921(大正10)。いまは1969(昭和44)架設の新橋になっているそうだ。
橋の絵葉書については土木学会図書館のデジタルアーカイブスに大量収録されているから、そこにないものをと思って上記2枚を購入したつもりだったのだが、同じ葉書がしっかり収録されているうえに撮影角度が異なるものが4種類くらいある。さすがだ。。。対抗しようとかコレクションとかのつもりで買い始めるときりがないので、安くで売っている時にピンと来たものをてきとうに入手するスタンスでいこう。特に橋なんかはJSCE-Lib.の充実度にかなわない。
寝るタイミングを逃した・・・徹夜して今頃眠い。
彩色絵葉書は綺麗に仕上がると味があっていいのだが、これはむしろ着色とでも評すべき雑さで、美的価値は低い。100円でなければ買っていなかっただろう。しかし貴重な明治隧道(改修あり)の写真である。
箕面の滝の上にあるやつ。当初は素掘りだったがいつの頃からか欠円アーチがついて「大日嶽隧道」と呼ばれるようになった。その頃の絵葉書。南口だ。正面からの写真は以前明治隧道@大阪府をやったときに使った資料にある(実はその構図の絵葉書も存在する。持ってないけど)。
今は歩行者専用のボックスカルバートトンネルだが、その上に「箕面隧道」の扁額がついたCポータルと、擁壁の裏に高さ制限の旧標識が残っていることを、たぶん誰も知らないはずだ。どうでもいいが旧標識の最もよく撮れた写真は上書きして消してしまった。残念。再撮に行くほどでもないし、またあの恥ずかしい思いをしなければならないのはちょっと考えもの。
いま気づいたが「TheMinomo‐Park」になってるな。間違いなのか、そういうものだったのか。
増田淳の橋梁図面が見れなくなってる。。。これは困ったぞ。早く十三大橋書いとくべきだった。
http://library.jsce.or.jp/jscelib/committee/2006/draw/sample/ZumenSample4.htm