nagajisの日不定記。
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とあるゲーム会社に就職活動をすることになった。現実世界の自分はゲームのゲの字も知らず、そんな会社に就職しようと思ったことは一度たりともないのだが、ともかくこの時はとても切羽詰まった思いがあり、この会社に就職したがっている。よほど生活に困っているらしい。
その会社は市街地の真っ只中にあって、お洒落な雑居ビルの2階に居を構えている。慣れないタクシーで、慣れないスーツ姿の私が乗り付ける。エレベーターホールの案内地図に示されたその会社はフロアの2/3を占めるような贅沢な間取りで、それを見てちょっと怖じ気づいてしまう。今日の面接?会社訪問?に来る人数も2人や3人という数ではない。
なんだかんだがあって、この会社で一日就職体験のようなことをすることになる。就職体験というと聞こえはいいが、要するに社員と一日過ごして人となりを観察されるひとときだ。仕事らしい仕事をするわけでもなく、雑談と遊びで一日過ごすだけである。
その会社にはゲーム部門とマンガ部門がある。成果物?を陳列?してあるガラスケースを見せられ、マンガ部門に応募した連中はいかにも知ったような口調でその作品をあれこれ評している。自分はその輪に入ることもできず(何しろマンガはゲーム以上に知らない)、ああ俺浮いてるなと認識させられるばかりだ。
そういう浮いた状況はすぐに社員の察知するところとなり、イジリの対象になってしまう。もはや就職は叶わないだろうということを一瞬のうちに悟らされ、しかしその劣勢を挽回できるほどの知識、コミュニケーション力を持ち合わせているわけでもなく、ただただ苦痛な時間を過ごさなければならなくなってしまう。イジリといってもたわいのないものなのだが、自分の評価が下がって行くのを目の前で見せつけられるのはやはり嫌なものだ。
無理強いないろいろをさせられ、エスカレートしていった最後に、目隠しをしてとある人形の前に立たされ、目隠しを解かれ、その目の前のものに対して何らかのアクションをする、という試験?が課せられる。いい加減フラストレーションが溜まりまくっていた自分は、目隠しが解かれた瞬間にバンダナを脱ぎ捨て、対象にメンチを切るという謎の行動に出る。解かれた時目の前にあったのは等身大の孫悟空(ドラゴンボールの孫悟空)の人形であった。顔がなぜか('・ω・`)の顔に書き換えられている。虚しい気持ちを一生懸命昂らせてそれを睨めつけた。
という辺りで目覚ましのベルが鳴った。いつも以上にすっきりしない目覚めだ。この内容から何かを導き出す気にもなれない。
その手の夢(企業系悪夢)は自分もよく見ますよ。しっこが止まらなくなる夢ほどの頻度ではありませんけど…。