nagajisの日不定記。
本日のアクセス数:0|昨日のアクセス数:0
ad
読みたいと思う本ほど高くて困る。。。そうホイホイ買える身分じゃないのだよ。で、買っても消化不良になると思うのだよ。いまは特に。
うむ。我ながら稚拙。稚拙を装ったナントカかも知れぬ。はは。
ようやく講演記録を片付ける目処がついてきた。毎回こんなに時間がかかっているのはひとえにnagajisが無能だからである。やりとりも下手だしなあ。もっと偉い人に代わってもらえないものか。
例えばこの間の講演も今からテキスト起こし始めればね。もうちょっと早くに出来てるんだろうけどね。自分でも1年間何やってたんだろうと思う。けれども振り返ってみると結構一杯一杯なんだなあ。ま、それは自分のことで汲々してただけなんだけどさ。
4月中:学会誌。5月:GWの探索とその整理。6~8月空いてたじゃん。あ、煉瓦探しまわって消長表作ってたのか。それはギルティ。8月~11月は集中訓練3月だ。そうして春の年次大会があり今に至る。ううむ。
丸一日使える日がほぼゼロになってんだから当然の帰結か。
最近人の愚痴を聞く機会が増えた。その結果、人の文句は文句として発話された時点でその9割方は役目を終えている、ということに気づいた。本人は文句を言ったことで満足しているし、文句を真に受けて心砕いたところでその人の事態が好転するわけじゃない。そもそも当事者でない自分が何をできようぞ。そういうのは「へえへえ」とでも言って聞き流すのがよいようだ。
自分に向けられた文句でも多分そんな感じだろうと思う。改善したところで悪評が好評に変わるでもなし。改善する努力はするが結果は約束できない。約束できないことを前提とするのではなく結果的に約束が不可能なのだ。
5月中旬までに、という話だったので期待せずに待っていたのだが、先日ご送付いただいた。なんとCD-ROM版つきである。これは意外。中身はまだ見てないが、たぶん版下からpdfにしたものだろうから、検索ができたりするんじゃないだろうか。
近代化遺産の報告書って刷数がびっくりするほど少ないそうだ。数百部とかいうレベルでもないらしく、その数は経産省が規定しているのだとかナントカ。そりゃ愛媛県みたいなことをしたくなるよなあ、と思う。
↑の状況を「調査してデータ収集することだけが目的なのか」と憤るパスと、「地味な仕事は役所がするから、あとは民間で活用してね」だと見るパスがあると思う。どう考えても役所が主体となって保存とか活用とかするのは無理。市民が声をあげないと動かない(<>声をあげれあ動く)。でももうちょっと情報拡散に手を貸してくれてもいいと思うんだけどなあ。
KINIASの端っこにいて、漏れ聞こえてくる斯界の情報を鑑みると、すでに「どう活用するか」に向かっていて、というか世界遺産にして観光資源にすることが第一目標のような感じに(上のほうでは)なっている感じがする感じ。これはどうしてだろう。議論を尽くしてないわけではないはずなんだ(単に自分がよく知らないだけで、話は数年前からやってたはず)。
そう思う原因の一つにやっかみヒガミがあるのは間違いない。日の当たらないマイナーな物件を掘り起こすことに価値があると信じている自分のような層とは対極にある話だから。対極と思ってしまってるのも問題だしよ。
活用に対する熱意のポアソン分布仮説。すごく先鋭的に頑張るところが頑張らないと裾野が広がらない。だから応援するのである。
あ。「これで肩の荷が降りた。どっとはらい」で終わるつもりだったのに、余計なこと書いてるなあ。まあいいか。これを機に奈良に行かなくなるわけじゃないし。
で、調査員という肩書を返上したいま大手を振って素人に戻れるのである。清々するのである。お疲れ様でした>皆様。
明治初期の土木費支弁制度や国庫補助制度ってのは、江戸時代の「御普請」のところから考えなきゃいけない。江戸時代の河川道路の改修で幕府と住民とで工費を折半してたところから来てる。だからM6の河港道路修築規則が「たとえば6は官に出て4は民から出て」云々と書いてある。江戸時代からあった慣習を明文化し、幕府を官に置き換えただけ? この認識があってるかどうか確認しないといけない。
例えば川瀬巴水の近代浮世絵はとても美しくて金銭をもとい琴線を掻き鳴らすのだけれども、清洲橋とか永代橋とかの構図には引っ掛かるところがある。あれだけ取り方か上手いのに橋だけはピシッと決まっていないように思う。写真も同様。どこがどうだから決まってないように見えるのかもよくわからない。わからない限り橋の写真はうまくならないだろう。
堀威夫の撮った写真はすごくいい。橋の魅力が遺憾なく写し込まれている気がする。極端を誇張したものでもなく記録写真でもない「魅力ある橋の写真」だと思う。なぜだろう。橋の設計をしている人だとどこがキモなのかすぐわかるものなのかも知れない。