nagajisの日不定記。
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一見堺煉瓦のように見えて違う刻印。工場記号の放射線が一本なくなったような感じ。採集例がこれ一つなので何とも言えないのだが生石山第三砲台の建設された頃には堺煉瓦なかったしなー。
大阪窯業手成形の例。「子」が使われているということは少なくとも作り手が20人いたことを示している。あと、小口前で押されているのがポイント。ずいぶん前に上げた岡町住宅地の「改」つきは長手前だった。
「改」は改良ホフマン窯だとしても、釘は何やろね。作業者の識別のためならすでに「子」がついてるわけだし。鉄板を打ち出して刻印にしたのを板に打ち付けてたとか、そんな感じの適当な作業痕なのかも知れない。「子」と大阪窯業マークと釘との間隔がどの煉瓦でも同じなのかそうでないのかで判断が変わると思う。