nagajisの日不定記。
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どこに行くあてもなくなった日曜日、ふと思い出して禁野火薬庫跡へ行き、在りもしない煉瓦を探して右往左往した上に藪漕ぎしたりもした末に何ら発見がなかった。明らかに火薬庫時代のやつだろうという煉瓦の塊を見つけはしたが住宅街の片隅にあって無碍に割るわけにも行かず。もともとそんな都合よく残っているわけがないと覚悟して行ったのだから予想通りといえば予想通りで予定調和的当然之帰結であった。せっかくの晴天の休日が無駄になってしまったがこれでもう「かもしれない」を胸にモヤモヤした夜を過ごすことが無くなるわけだから全くの無駄足だと嘆く必要はあるまい。
帰りがけに久しぶりにぱらいそに寄ってみたが波打ち際の幅50cmしか見て回れなかった。2014年6月末日の訪問が丁度いい具合に干潮に当っていたのだろう。
試みに気象庁サイトで潮位変化を調べてみた。上は2016年10月30日と前後1日、下はぱらいそ初見時の2014年6月29日±1日。訪れたのはどちらも午後の3時頃である。
いまごろの最大干潮は夜中の12時頃。昼12時にも引き潮があるがそこから満ちていく頃なのでどんどん溺れていくことになる。初見時は昼過ぎに最大干潮があってちょうどその頃に行き合わせたわけだ。あの時は毛馬橋下の突堤状の陸に向かって飛び石渡しで渡って行くことができるほど引いていた。それくらいでなければ煉瓦の潮干狩りはできないわけだ。
2016.10.30には「四十」と岸煉×と「NIPPON」なんちゃらと刻印された耐火煉瓦の断片を見たのみ。京橋駅から桜ノ宮駅まで住宅街を歩いてみたがそこには何も見つけられなかった。無闇矢鱈に歩きまわるだけじゃやっぱりだめだ。