nagajisの日不定記。
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煉瓦にかまけ過ぎて原稿が進んでない。行きの電車だとか待機時間だとかにポチポチ書いていたが埒が開かぬ、というより感性がちっとも解れなくて埒の前にも座れてない。いつもの単語並べがいつも以上に並べっぱなしである。馬鹿書いて気晴らししようにも解決できない鬱々の根源が横たわったままだしさ。
こういう時は逆に考えるべきだろう。お前は鬱々が原動力だっただろ、乗りに乗って書いていたことなんてこれっぽっちもないだろうと。安定した生活の上で書いたものが面白かった試しなんてねーじゃねーか。そのせいで頭コチコチになってんじゃねーか。締め切り間際まで呻吟しているのはいつものことなのだし。というかそもそもコッチの原稿も煉瓦主題なんだけどー?
多分あれだな、また、うまく伝えようとしてもがいているだけ。良さげに見せようとして苦しんでいるだけ。書けば一合積み上がる。それを繰り返すだけのことだ。別に限られた文字数のテキストボックスに収める必要も奈須きのこ、身の丈に合った頑張りをしなさいってこった。
帰りの電車で激眠くなり買ったばかりの切符を無くしかけたり自販機にお金を投入してコーヒーボタンを押して立ち去ったりする愚行を演じた。取り出し口からコーヒーを取り出すという工程をすっ飛ばすほどに眠かった。そんな愚行も繰り返すと板についてくるものらしく、恥ずかしさで目が冴えることも苦笑することもなく回収して事なきを得た。歳を重ねるということは恐ろしいことである。
終了報告を書いたことでやっと目が覚めたが時既に遅し。今度は眠らなければならない故に駄文を連ねて疲れようとしている。なんとも甚だしい無駄である。すげえ無駄である。毒霧である。