nagajisの日不定記。
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浅間山荘事件をリアルタイムで見たという記憶があって、どうもおかしい。自分が生まれる3年も前の事件なのに。
膠着状態の現場を一日中報道していたこととか、鉄球が思いの外活躍しなくて(もっとどかどか毀れていくものだとばかり思っていたがそんなことはなく)まどろっこしい感じがしたこととか、妙に覚えている気がするのだが。子供の頃流行していた「決定的瞬間」テレビ系でやっていたのを生放送として偽記憶に刷り込んだのだろうか。
地下鉄サリン事件の時は寮だったうそつけ、阪神淡路の年じゃねーか。どこか対岸の火事という印象で淡くしか覚えていない。それよりもSanta feが発売されたことのほうが大騒動だった気がする。先輩が新聞広告を掲げて行進していた。
雲仙普賢岳が噴火したのは修学旅行の帰りがけ。帰宅後に知ったが妙に恐ろしかった。
阪神大震災は炬燵の中だった。炬燵の中で寝ていたら激震に見舞われ飲みかけのみそ汁がひっくり返り本棚が倒れしっちゃかめっちゃかになった。建物に押しつぶされることはなかった。それより歯が痛くてどうしようもなかった気がする。
東日本大震災は三重の熊野街道ねじりまんぽ橋を調査中に。帰りの車でラジオを聞きながら帰ったが被害の大きさに呆然としたのか誰も終始無言であった。
そういう大事件の記憶と同列に浅間山荘事件がある不思議。