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2022-09-27 [長年日記]

[煉瓦] 愚かではないか。愚の骨頂ではないか。

現地に着く頃に雨が激しくなり、びしょ濡れになりながら測ったりしたものの、なんでそんな悪天候を選び取るようにして来てしまったのかと思い、まことに情けなくなった。ザックがびしょ濡れになって財布が全水没したりもした。そこまでして今日調べなければならなかったわけじゃない。無為な時間を過ごしたくなかっただけなのだ。

雨に濡れ、ボールペンをなくし、財布を濡らし、両手に荷物でいらいらし右足の痛みを堪えてまでして知りたかったのは何なのか。自分自身よくわからない。現物写真が撮れただけじゃないか、しかもびしょびしょの。 画像の説明

立花駅の前後は意外と煉瓦橋台がよく残っている。出口川暗渠が川ごと埋め立てられている以外は現存するようだ。しかしタイミングが悪すぎた。長靴でも入れないくらいの増水をしていて接近できなかったものが多い。

測れた限りではどれも厚56mm前後でかなり統一されている。表に露出している部分でそれなので規格としてはおそらく2-1/4in(57.15mm)を意図しているものと思う。煉瓦は小口長手が焼き締まって縮んでいることが多い。煉瓦の中央の厚さで測ることができれば57mm前後に落ち着くはずだ。

どれもよく焼けたきれいな煉瓦で、ひょっとしたら後年まるっと作りなおされたのだろうかと思ってしまう。木仙上谷や東皿池か安井だったかで見られたという職人の印も見当たらず。明石の煉瓦と堺の煉瓦と混在しているはずで、今日見てきたものはどれも堺ぽい感じがしたがどうだろう。そういや東皿池も安井もまじまじと見つめたことあったっけか。大昔に写真だけ撮った気はするが。


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