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旧道倶樂部録"

nagajis不定記。
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2007-10-04 10/4チャット まとめ この日を編集

唐突に再開する。10/4チャットのまとめ。

■アンケートについて

1.pdf(企画)を読んだ直後にアンケートに答えるような形式にしてほしい。後でサイトへ行って解答すると、忘れてしまう(一気にすべてのアンケートに答えるのは難しい)→pdfの末尾に該当企画のアンケートへのリンクをつけ、1企画ずつ、読んだ直後に答えられるようにする。

2.設問は子細を尋ねるとかえって解答が少なくなるのではないか→設問は簡単に。

1.2.から、山行がで行なっているものと同形式のアンケートとすることに。まずは回答数の増加を目指す。また、解答はすべて公開する方向へ。

■寄稿について

寄稿の敷居の高さ。ORJ誌の完成度が高いので、腰が引けるという方が多数。
ただしそれは、編集部(というかnagajis)が寄稿のしかたをちゃんと説明してなかったことによるものだった。

■ ちぃ > はい、テンプレがある分は投稿しやすいのですが  (10月3日(水)23時0分 )
■ ちぃ > その他の記事に関して「まずどういった形式で投稿するのか?」という  (10月3日(水)23時1分 )
■ ちぃ > 根本的な事に関して触れてないので・・  (10月3日(水)23時1分 )

これに対して、編集部、寄稿経験者のみなさんが説明。

■ マフラー巻き > 寄稿の際は、使いたい写真と文章を送れば  (10月3日(水)23時3分 )
■ マフラー巻き > 編集長が鉄のタスキにかけて完成してくれますよ!  (10月3日(水)23時3分 )
■ nagajis > htmlで作って、写真と一緒に送っていただいても。  (10月3日(水)23時5分 )
■ nagajis > ぶっちゃけ、  (10月3日(水)23時6分 )
■ nagajis > テキストをがーっと書いて、使えそうな写真を選んで  (10月3日(水)23時6分 )
■ nagajis > nagajisに送ると  (10月3日(水)23時7分 )
■ nagajis > pdfにしてお返しします  (10月3日(水)23時7分 )
■ nagajis > そんなんです  (10月3日(水)23時7分 )
■ TUKA > 寄稿の際、不要、余分、不採用、と思われる写真もダメモトで添付して頂けると  (10月3日(水)23時9分 )
■ TUKA > 編集部での作業の進行に役立ちます  (10月3日(水)23時9分 )
■ TUKA > ワードで「写真1、着いた 写真2、入った ・・・・・」と書いて  (10月3日(水)23時11分 )
■ TUKA > 対応する写真を添付。  (10月3日(水)23時12分 )
■ TUKA > 別アングルや、アップやら引いた写真やらがあると良い  (10月3日(水)23時13分 )
■ あきら@大阪 > 躊躇せずに一度書いて預けてみたらいいと思うよ>寄稿  (10月3日(水)23時22分 )

適当ではあるけれど、実際こんなんです。この説明でみなさん納得してくださったようだ。

■ tori > ああ、原稿と写真わけて送っても、TUKAさんのいう通り文中に指示だしすればわかりやすいですね。>TUKAさん  (10月3日(水)23時16分 )

どのような形式で寄稿するかは、本当は「寄稿のススメ」ch2で説明するつもりだった。いつものように後回しになっていたのだ。ここで簡単にまとめると、

  • 形式は何でもOK。編集部あてにテキストと写真を送る、wordドキュメント(テンプレあり)に貼り込んで送る、HTMLで書いてupする、などなどなど。
  • それを編集部がデザインしてpdfにする。
  • 編集部でチェックして、ここはもっと突っ込めないか、こんな写真はないか、など指摘をつけて返す。
  • すでにサイトで公開しているものでももちろんOK。こちらで再構成して別物にして見せよう、とnagajisが見得を切った。

もう一つ、

■ taihei > 締切日を示していただけるとありがたい。  (10月3日(水)23時12分 )

盲点。これは昨日のチャットでも自衛官さんが言っていたそうだ。

■ 自衛官@北海道 > 読者寄稿の「○月号締め切り○○日」とゆうのをどこかに記載してください。
■ 自衛官@北海道 > WEB版寄稿の〜でも良いですから・・・。 

読者投稿はぎりぎりまで受け付けよう、と思っていたけれど、かえってそれだとケジメがつかずにずるずると書いてしまいがちだそうだ。言われてみればそうだと思う。

有料化開始号の変更について

「退職報告」に10/15発行号から有料と書いて掲載していたのだが、いきなりなことでもあるし、10/15号を有料化告知号として無料に、次の11/15から有料に、ということにさせてもらった。

「退職報告」は事前にMLに流して掲載OKか聞いたし、「問題なし」(MLのルールで、提案に対して返信がない時は承認とする)だったのだけれど、このへんに行き違いがあって、実際にはwebに掲載すべきではなかったのだった。それ載せてしまったので、編集部の総意とは言えない。ということを書いたつもりだが流れ流れてどこかへ行ってしまった。

振り返ってみると有料化のことについての説明がほとんどなく、gdgdし続けただけのような気がする。それでいいと思う。有料化の具体的な方法は9割方決まっていて、早く公開しなければならないのだけれど、また同じ失敗をしそうなので、もう少し間って頂きたい。遅くとも10/15号に掲載される。はず。

昨日寝坊した件について

なんだかなあ。大事なところでいつもこれだから。。。いい気になって徹夜してテキスト書いてたのがいけなかったのだ。明日は大丈夫なのか。

さんざんっぱらひっかき回して、合わせる顔などないはずのnagajis。それに加えての寝坊。かといってそのツラを他のと取り換えることもできないから、敵意殺意蔑みを背後に感じながら、ニコニコ笑って生きるよりほかない。笑って見せたほうがいい。すこし学んだ。

[奇妙なポテンシャル] #20

記念すべき20回目である。木は森に隠せ、という言葉がある。本当だろうか。

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森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森

恐らく諸兄は、一目で木を見つけたはずだ。では、これではどうか。

森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森
森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森
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森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森
木森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森森

森のはずれにある木のほうが目立たない。


2008-10-04 ヤバイ この日を編集

[独言] ヤバイ

かなりヤバイ。大台周辺に1週間くらい篭りたい。


2010-10-04 この日を編集

[][企画] 相沢時正「隧道新書」を入れたら3月がOverflowを起こしたぜっ

t/O。もうちょっと何か別の何かを入れたほうがいいのかも知れぬが。しかし裏下に出典を入れたのは超親切だと思うぞ!


2011-10-04 この日を編集

[帰宅] 新カテゴリ

画像の説明全てをものにした実感を御覧 ノン・フィクション
いままで僕らは世界一幸せになるために
どれほど加速してきたか判らない 神様
お願いです 諦めさせて
(東京事変『空が鳴っている』)

画像の説明さいはての到達地点。サッカーファンでも工場ボエでもない私がなんでこんな所にいるんだろうと思いながら動画まで撮ってきたのはニワカである。ニカウでなはい。そしてコーラ瓶も落ちて来ない。

あと、飢えた腹をすき家で満たそうとしたところ注文の仕方がわからず弁当を買う羽目になって薄暗い路地裏でしくしく言いながらそれを食ったり、非常階段に不法侵入した挙句に見つかって会釈で切り抜けたり、ジャケットを隣のロッカーに入れて鍵もかけずに半日放置したり、森之宮が割れ鍋屋に聞こえたり、だとかゆう悪行の限りを尽くしてきた。

本日のツッコミ(全3件) [ツッコミを入れる]

_ iso [墓誌ーーーッ! 左から2行目冒頭に、あの文字が見えるような。見たい見たい。なにはともあれ、…祝。]

_ tyaffic [追いつけたのですね…、まさしく、祝。]

_ nagajis [出発前にどたばたしてて返事ができませんでした。すみません>isoさん。 『鶴林院叡岳道法大居士』です。700x900なんぼを縮小して貼ってますので右クリックで画像のみ表示してください。]


2012-10-04 この日を編集

[独言] 調査票まつり

一日ノンストップで書き上げる。天皇陵参道で意外に時間をとった。この間のリスト、役に立ったは立ったがそれ以外のところで手間がかかる。路線があってるんかとかなんとか。そのうち府県道名がゲシュタルト崩壊を起こし出してヤバイ。

道路元標もだんだん時間がかかるようになってきた。元位置か否か。T11/T12/それ以外か。どの府県道が通過したのか。辻の写真にその分岐方向書いてみたりしはじめてなおさら壺にはまる。高田町道路元標なんかは諦めざるを得なかった。T12時点で10県道が関与しているのでいちいちチェックしていられない。それに次ぐのは高取町の8県道。

中橋は復命書に見つけられず。統計書で茶を濁す。T1時点では0、T4で2、T7で3、T10で20いくつ、T14で151。ちょうど加速し始めた頃の1橋。


2013-10-04 この日を編集

[奈良近遺調]

画像の説明

畏るべき木造トラス。四寸角材で約10mのスパンを飛ばしている。これが吉野の本気(マジ)である。

当時はアルミ製の波板で屋根を葺いていたという。トタンではなくアルミの波板である。

[看板] 国鉄城戸駅前

画像の説明

逢魔が時に遭遇した、ある意味レアな看板である。大淀町にて。

[独言] 人の生

ボランティア期間が終了。一ヶ月の間老人福祉施設を中心に労働をし、いろいろなことを学び、考えさせられた。医療の進歩によって平均寿命が伸びたけれども、 人間の肉体はそれに順応して伸びれるほどには進歩していない。進歩があまりにも急過ぎる。応じて延びることができなかった姿を見て哀れとは思わなかったけれども、持て余した生があまりに勿体無いと感じた。

昔のことを問えば驚くほどクリアに答えて下さる。小さな思い出話をたくさん教えて下さる。その中には納得させられる人生訓も多々あった。襟を正される言葉も頂いた。記憶領域が Read Only になってしまったというだけで、一個の人格であり続けているという点では私たちと何等変わるところがないのだ。屈託のなさにおいてはどんな賢い健常者よりも優れている。羨ましくも思う。

自分だってやがてはそうなるだろうと思う。考えること・新しいことに倦み疲れ、諦めてしまったら、その瞬間からROM専脳になるんじゃないか。明日にでも。すぐにでも。それが怖いようでもあるし仕方ない人間の性のようにも思う。後者のほうが実は幸せかも知らぬ。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

_ あきら@大阪 [どうでもいい事なんだけどさ。 今日初めて混んでる山羊画像見たわ。めっさワロタwwwww]

_ 球磨三郎 [ここでツッコんでも的外れは承知の上で。 90号はちょっと手抜きが過ぎると思う。記事末尾の「表紙へ戻る」をクリックすると86号の表紙に戻ってしまう所と、88号の表紙に戻ってします所がある。 リンクミ..]


2014-10-04 この日を編集

[独言] おもったとおり

右足踵が変形してしまったせいでレッドウィングが痛い痛い。長く履いて歩くのは無理やな&変な削れ方するだろうな。無理して直さんでもよかったんじゃね、とすでに決定したことを蒸し返して思うが、無駄を承知で直したんだから納得しろ>nagajis。それに無理に履いてりゃ靴のほうが変わってくれるやろ。


2018-10-04 この日を編集

[奇妙なポテンシャル] 罠山谷暗渠

わなやまだにあんきょ、と読むのだが、何故か正しく発音できない。特に連続してわなやまだにわなやまだにわなやまだにと喋ることができない。わなやなだにとかやまわなだにとかわやあななにとかやなやなだにとかになってしまう。文字に起こしても一抹の不安がよぎる。わやなあだにとかわなやまだにとかやまやまやまとか。正解が混じっていても気がつかない。困ったことである。

普段殆ど喋らないので口の筋肉が退化していると感じている。咀嚼に困難を覚えるようなことはないが喋るという行為に関しては不得手を自覚している。そのくせ独り言は多い。口を大きく開けまして、の発話が下手なのだ。多少なりとも鍛えておいたほうが旅先での聞き込みとか電話で凸とかには役に立つと思うのだがまさかそれだけのためにあえいうえおあおかけきくけこかこぱたりろとか練習するわけにも行かぬ。訳に行かないというより愚である。だったら普段の会話に役立つべく普段の会話で喋る練習をしておりさえすればよいだけの話なのである。

[][奇妙なポテンシャル] 穂村弘「絶叫委員会」(ちくま文庫)

密かに敬愛する歌人穂村弘氏のエッセイ。短歌以外の著作をじっくり読むのは初めてなのだがまったくもって共感した。要するに私が「奇妙なポテンシャル」と名付けてなんとかかんとか分析しようとしているあの違和感を、詩人の感性で端的かつ見事にことばにしてくられている。

例えば「天使の叫び」。すれ違った小学生集団のうちの一人が叫んだ

マツダのちんこはまるっこいです

という言葉に感銘を受けたという一文である。特に「まるっこい」というところに注目をしておられる。

 これが「ちっこい」とか「でっかい」では駄目だ。「ちんこ」が「ちっこい」とか「でっかい」っていうのは、現実世界における分類や価値体系のなかにすんなりと収まってしまう表現だと思う。
「まるい」でもまだ弱い。「まるっこい」の「っこい」がポイントで、ここに、なんというか、実際に手で握って確かめた実感があると思うのだ。
「っこい」には、現実の分類からはみ出して、世界の奥行きを柔らかく回復させる力が宿っている。褒めすぎだ。
(「天使の叫び」)

私がもしその現場にいてその言葉を聞いたとしたらきっと同じ感銘を受けるだろう。ちんこを「まるっこい」とする表現のしかたがあることを知りそれが素晴らしくフィットすることに瞠目して高度な奇妙なポテンシャルを見出しただろう。しかし言葉遣いの氏はさすがである。そこに世界の生命の回復をみる。世界というものが決して薄っぺらいものではなく「なんだか得体の知れない奥行きをもった場所」にしてくれる力を宿したことばと分析する。すばらしい。私には至れない境地である。

氏は別の編で、駅の伝言板に書かれていたという 次の一文を紹介して、そこに潜む「どうみても変な言葉でありながら、その全体から奇妙な真剣さが伝わってくる点」に最も興味を惹かれたと書いてある。

犬、特にシーズ犬

書いた人物の頭の中にはこの一文に達するまでに切実な思考の流れがあっただろうと感じ、「この不合理でナンセンスで真剣な言葉」を一字一句違わずメモ帳に記録したそうだ。そうしてこの一言を「天使の呟き?」とみている。生涯に一度会えるかどうかのメッセージとさえ考えておられる。この、ことばに対する執着の姿勢はさすがだと思った。私だったら「奇妙なポテンシャル」に分類しこそすれ、その絶対値を定量して書き示すことはおろか、 ポテンシャルの湧き出づるポイントを的確に指し示すことすら叶わなかっただろう。

畢竟詩句とはそういうものなのかも知れない。 画一的なことばで塗り固められた「日常」の壁を、鋭い感性と分析力で打ち砕いて、壁の向こうにあるものを切り取って持ち帰ってくることーーーことばの限界を押し広めて世界の奥行きをつくることが詩作句作なのかも知れない。ことばで世界を探検し未開の地平を切り開いて得た新たなた知見を私たちにもたらしてくれる人々が詩人であり歌人であり俳人であるのかも知れない(本のどこかにそのようなことが書いてあったように思うのだけど今慌てて探してみても見つからなかった) 。 奇妙なポテンシャルの追求もそれに似た意義があるように思われたことだった。

ならば奇妙なポテンシャルは即ち詩なのか。奇妙なポテンシャルを追求する奇妙なポテンシャリストは詩人歌人俳人と同義と云えるのか。多分違う。彼らは自ら詩歌を生み出すけれども奇妙なポテンシャリストは奇妙なポテンシャルを生み出すことはない。あくまでも日常生活の端々に垣間見える奇妙なポテンシャルを補足し分析するだけである。 日常の裂け目から顔を覗かせる見逃し難い違和感をとっ捕まえて鑑賞するだけである。徹頭徹尾受動的な行ないであって、せいぜい観察者とか観賞者止まり、それによって世界の生命が回復したりは決してしない。自ら奇妙なポテンシャルを生み出したりすれば、それは世界を混沌に落とし込む蛮行にしかなるまいと思う。あるいはただの自作自演、廃人の行ないである。


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