nagajisの日不定記。
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自分の思うことさえまともに表現できない人間が他人の意を汲み取って代筆清書するなんておこがましいにも程があるとは思わんかね。
クリスマスにコーヒーミルを頂いたのでコーヒーばかり飲んでいる。新しい玩具を与えられた子供か自慰を覚えた猿の如くに豆を挽いている昨今である。学生時分にもコーヒーミルを所有していたがコストパフォーマンスが悪くてほとんど使わなかった。質よりも量、糖分カロリーを摂取するための飲み物であったから。大して旨くも感じられなかったし。
最近ようやく甘いコーヒーに飽きてきて(20数年にしてようやく!)、ブラックとかレギュラーコーヒーとかに傾きつつあったから、丁度いいタイミングの戴き物だ。しかも以前のとは違ってミルの粒度をコントロールできる。吸い込んだらむせ返ってしまいそうなほどに細かくミルしたコーヒーのほうが好みの味になることを知った。ドリッパーに残った残滓がまるで泥みたい。泥のように煮出したコーヒー、とはちょっと違うが似たものを感じる。以前のミルコーヒーがダメだったのは中粗にしか挽けなかったからかも知れないな。豆のせいではないだろう。石橋の豆屋で奮発して買ったやつだったからな。
調子に乗って豆を数種類買ってきて代わる代わる飲んでいる。ちゃんと違う味がしてたのしい。安かった特選ブレンドは確かにオーソドックスなレギュラーコーヒーの味。ちょっと酸味が舌につく。カリビアンブレンドはあかるい日差しのような軽さで飲みやすい。ミルと一緒に頂いたフィリピン産の深煎り豆は(結構高かったそうだがそれだけに)一番おいしい。少しの豆でとても濃いコーヒーが点ち、薫りもすてきだ。あれコーヒーに点てるとは使わないか。まあいいや。
そのうちタージマハルエベレストのコーヒーみたいなのをいれられたらいいなあと思う。あのコーヒーは口に含んだ時の風味の広がりかたが絶品。帝国ホテルのブルーマウンテンブレンドなど足元にも及ばない。ブルーマウンテンは素直すぎて物足りない。まるで優等生を飲んでいる感じがする。旨くて当たり前、なにか文句でもあるかね? という味。なにかにつけ、どこかとんがった所なり欠点なりあるもののほうが性に合っているらしい。
いつもこの時期は追い詰められた感じがする。しなければならないことが山積していて手がつけられない。なんてキャパ小さいんだろうと思って情けなくなりなおさら手がだるくなり動かなくなり頭が軋んでくる。布団に包まって息を潜めたくなる。そうすればするほど課題は片付かないの、わかってないのかねぇ。まあ今日は頑張ったほうだと思うけど。
その補償として思いのままを書き散らすのがストレス発散だったのだけれども最近はそれすら億劫になってきた。書くだけ無駄だという意識が骨の髄まで浸透してきたからね。誰にも宛てない、自分すら見返すこともないような文字列を打ったところで何の得が吾郎衛門。思ったことを思ったままに書けるわけでも中甚兵衛。それをなんとかかんとか書こうとするのでさらなるフラストレーションが積み重ねられるばかりじゃないか。積んでは崩し崩しては積みの、賽の河原のワープア層じゃないか。わあ(発想が)プア。わあ(屁が)プア。結構臭そう。
あけおめ、です。<br>あいさつが遅れまして申し訳ございません。<br>お変わりなくお元気そうで!峠に行きたくなりました。<br>お邪魔しましたm(_ _)m
これはこれは。ごていねいにありがとうございます。<br>ことしもよろしくおねがいします。