録"nagajisの日不定記。
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ふと思いついてGeminiに聞いてみた。粘土を焼いたら等方的に焼き縮むか否か。そうしたら「基本的には**等方的には縮まない**と考えたほうが自然」とか宣われてしまった。曰く成形による粒子の配向(向きの偏り)。粘土は板状(シート状)の構造をしているのでこねたりろくろ引いたりした時にその方向にシートが向いて収縮のしかたが変わる。曰く重力と摩擦の影響。乾かす時に板に接している部分は収縮が遅れる。曰く水分や密度の不均一。どんなに頑張っても完全に均質なものにはならない。なので「実際の作陶において粘土が完全に等方的に縮むことは稀であり、設計時にはこの「縮みの方向性」を考慮する必要があります。」と。そりゃそうだろうけどさぁ。そんな厳密なことを聞いてるつもりはないんだがなあ。
窯の中で焼く時には井桁状に積むので収縮が拘束される方向とそうでない方向はあるだろう。また積み上げた下の方と上の方とではかかる重さが違うのでやはり拘束のされ方が変わる。だから煉瓦がすべて同じ比率に焼き縮むことはないとは思う。だから歪みが少ないもの=理想的な焼成状態に近いものを選んで計測している。その平均値が予期された規格の寸法の対厚比に近づくことは期待していいのではないか。オナマの状態の比率(型枠の寸法比率)と完全に一致することはないかも知れないが、だいたい等方的に縮んでくれないとオナマ寸法の設計さえできないことになるじゃないか。
どっちみちAIは信用していないので無視する(をい)。むしろあれだ、最初期の官設鉄道の煉瓦が4.05/2.00と完全に4:2:1でないことの言い訳には使えるか。小口に比べ長手は多少縮みにくくて0.05長くなっちゃいがちなのだと。積み方が違う中京の煉瓦、例えば市古製の煉瓦なんかは3.90/1.96とかになんのよね。