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旧道倶樂部録"

nagajis不定記。
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2007-08-03 ムギュー この日を編集

[ORJ][企画] 17号発行終わり。

いつものようにばたばたとした月末。でもナントカ今号は8月1日に発行したぞよははは(乾いた笑い

一息ついてデスクトップの片付けやらORJの投書箱の整理やらデータのバックアップやら。今号データは2Gにもなった。何がこんなにでかいんだ・・・

[pdf] こんなもの作ってみた

いんたらくちぶ(笑なpdf。マウスオーバーで表が拡大するぞ! エッヘン(って作り方はマニュアルに書いてるんだよね。ちゃんと嫁>nagajis)

これ、次号で使ってみようっと。

[独言] HDD@comm

治ったり治らなかったりで困る。今はまた違う動作音でがりがり言ってるし。。。日曜日には片付けたいが、今時10G前後のHDDなんて手に入るのか?(新品で)


2008-08-03 働けドンドン この日を編集

[廃道本] 原稿書き始める

廃道本が2社から出ると決まった時「同時進行ヤバス」などと笑っていたnagajisだったが、実際にここまでシンクロするものとは想像していなかった。いや、ちょびっとだけ想像はしてたけれども、それは自虐的悪夢的想像であって実現してほしい類いの想像ではなかった。妄想として笑い飛ばすための想像だ。そういう想像のほうが当たりやすいのは何故だろう、といつも不思議に思うnagajisだった。マル。

今日から一気に原稿作成にかかる。中編1本、小編4本up。ORJもやらねばならぬが今日は手付かず。どうなることやら。泣き言ではなく現状認識としての覚え書きとして書いておく。

[奇妙なポテンシャル] #54

画像の説明

何の前触れもなく、岐阜市街で見かけた張り紙について言及する。言葉足らずの文章は時として百千万の言葉よりも豊かな情感・奥行きの深いイメージを読み手に与え、また読み手から尽きせぬ興味の苧環を紡ぎ出して見せることがある。平たく言えば「気を引きやすい」。ある種の文章テクニックと言ってしまえば無味乾燥だが、ただ単に書き損ないだったりvowの類いだったりではない、仕組まれた言葉足らずというものはとても難しい。

その動きは岐阜から始まった
やがて全国に向けて
拡まるだろう
そして

そしてどうなるのか。気になって仕方がない。初めて見たのは7/27だったがそれ以来ずっと頭から離れない。動きが広まってしまった時点でムーヴメントとしての「21世紀の『アール・ヌーボー』」は成功を収めているはず。だのに、さらにその先があると張り紙は主張する。それが何なのか。何が起こるのか、あるいは起こらないのか。伝説になったりしそうだが「伝承館」である以上ハナから伝説には違いなく、改めて伝説に仕立て上げたところで箔がついたりラスボスがゾーマだったりしないだろう。

そもそも「21世紀の『アール・ヌーボー』」とは何だろうか。英語訳すればnew wave of arts on the 21th century. onで合ってるかどうかはともかく、それまでにない新しい芸術でありかつ波となることができたならばどんな芸術運動であってもアール・ヌーボーを名乗れる筈。しかしかえってそのことが、張り紙の言わんとする「全国に向けて拡まるだろう」の主語たる芸術活動がいかなるものであるのかを覆い隠してしまっている。つまりは何が行なわれ何が広まるのかもはっきりしない。はっきりしない故に気になって仕方がない。

最終的に、次のような結論に至った。

  1. 結論は読み手の自由裁量に委ねられている。その思考と判断それ自身が21世紀のアール・ヌーボー。
  2. 「21世紀の『アール・ヌーボー』」が拡がり尽くした後に何をするかが読み手に課せられている。そうして生まれる新しい「新しい芸術」こそが21世紀のアール・ヌーボー。決して終わることのない波のような想像と破壊の繰り返し。ビバ、ノンノン。
  3. その他。

1.や2.はいかにも芸術っぽくてそれなりだが、個人的には3.のその他ではないかと愚考する。実はこの左に、続きが書かれた一枚が貼ってあったのではないかと。乱雑に貼り重ねられただけのように見えるポスターだが、よく読むと上下左右が連綿している。21世紀のアール・ヌーボーの主導者は布屋浄衛門氏でありアール・ヌーボーの訳語が芸術革命である。それと同様の何かが、左辺に貼ってあったと考えるのが妥当なのではないだろうか。

というわけで、持ってっちゃった方、連絡ください。

[廃道本] 急募

真面目な話。江戸時代中後期の崩し字にお詳しい方、古文書解読にご協力いただける方を募集します。個人的に薄謝(ええと申し訳ないほどに薄い謝です)進呈。解読結果は廃道本の記事作成に使わせていただきます・・・。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]

_ multi [可能な限り協力は出来そうですが、あまりにも「古典」の筆法から崩し方がずれていると厳しいかも。とりあえず原本を公開して協力を仰ぐのが近道かと。古典文学専攻の後輩にも依頼してみますよ。]

_ nagajis [おお、それは!ありがとうございます。しかしどうやって公開しよう・・・(個人宛なら簡単なのですが) ミニ投稿を流用する? 画像掲示板を置く? ちょっと考えてみます。]


2010-08-03 この日を編集

[] 了

残りは地形図届いてから。発酵させて腐らせてもいい。書きさえすりゃーいいんだよ

ファイルサイズでは3分割で済みそうだが考察以降で分けると微妙だ。たぶん数MBにしかならん>考察。

[奇妙なポテンシャル][絵葉書] c/o

不要物放出。

地下道

[コアダンプ] 引用:現実を嗤う

you say those proverbs as if you had contrived them
i know your arrogance, but do not point it out
and you've not changed a bit in three long dismal years
i think your flaw isn't so much your fault as a charm

2012-08-03 この日を編集

[帰宅][奈良近遺調][索道] きたく

mission 篠原 complete. 聞き取り調査で大概が判明。その後の十津川行き@近遺調は、少しは涼しいかと思っていたが、そんなこたあちっともねかった。溶けて無くなるかと思った。

画像の説明

写真は長殿発電所の現状。発電タービンが覆いを被っている。新しい変圧器?が置かれ、西方へ送電を行なっている様子だった。

[D] 8/2

自分で作った石積みの祠の中にいる。寝そべれば中に横たわることができる程度の大きさで、なんとなく自分の墓のように思っている。中に入って遊んでいるうち、入口(50cm×30cmほどの横長の長方形)が崩れ始める。端がぐぐっと垂れ下がってきて、地面との開きが20cmもなくなってしまう。這ってすり抜けることのできない高さ。

最初はヤベーヤベー程度にしか思わなかったのだが、徐々に“詰んだ”ことがわかってきて、ひどく焦り出す。垂れた部分に触れば崩れてしまうのは確実で、そうなると大量の石に押しつぶされてしまう。腕と背中で踏ん張って、一気に壊してナントカとも考えたが、うまく行くはずもない。悩んでいるうちに入口の垂れ下がりが増して10cmも隙間が無くなってしまう。なんて馬鹿なことをしたんだろうと悔い、情けなくなったところで目が覚めた。ほっとした。


2013-08-03 この日を編集

[煉瓦工場] 関野煉瓦工場@印南郡曽根町


二回目の訪問の時に関野煉瓦跡に足を伸ばしていたのだが書き忘れていた。つーか写真からして撮り忘れてる。それほど収穫のなかった足伸ばしだった。

工場の所在地はマップ左下の赤マーカーの位置。この一角は町工場が発展成長して新工場を手に入れた!的な中規模工場が立ち並んでいる。鉄骨組にスレート葺き・2,3階分吹き抜けで天井にガントリークレーンが渡してある、みたいな。敷地はもちろんその周辺も整地し直されている。微塵も古さを留めていない。

そんな工場街の外側、マップの黄色ピンの位置に、古ぼけた木造建物があって朽ちかけていた。その前にある広場は南隣の鋳物工場の駐車場として利用されている模様。そんな旧区の西側にわずかばかりだが煉瓦壁が残っていた。平の面が露出していたことも覚えている。しかし写真を残してないということは、ここに刻印はなかったということだろう。

区画の中には金網で囲まれた空き地もあったが、夏草の茂る今時分に行っても雑草が眺められるだけだ。春先にもう一度行って再確認しておくほうがいいかも知れぬ。先の駐車場の煉瓦壁も含めて。

せめて区画の周囲を回ってみようということになり、南のほうに行ったのはいいが、そうすると広大な東洋紡敷地を一周せねばならなくなって、ひどく悲しく寂しい思いをした。

関野跡地へゆく前に区画の北側にある広い空き地で煉瓦刻印を発見している。瓦礫の山に紛れた煉瓦をひっくり返すと播煉の「ヲ」が見つかった(複数個あった気がする)。そうしてFさんが松葉菱+イ刻印の煉瓦を発見した。柱状に積まれた煉瓦の塊の中に。鏨とハンマーで割って回収しておいた。

ここはそもそも何の工場跡だったんだろう? と思って調べると、1963(昭和38)の国土基本図では高圧コンクリート工場ということになっている。古い木造建物が残っていた辺りにはひと繋がりの大きな工場があったようだが名前は記載されていない。

[独言] 動水圧の単位

動水圧230尺、ってそういう単位じゃないと思うのだけど・・・。水頭のことを言っているのだろうか? そうすると単純に水頭約70mということでいいのだろうか。慣れない分野なのでよくわからない。それとも平方尺で考える? うーん頭がチリチリする。まあそこから考えなくとも毎秒0.7立方尺を防火用に使うことを想定してた、ってのを引っ張ったら委員ジャマイカ。

[橋梁] 香呂の無名橋

画像の説明

比較的新しい橋だがあまり見ない構造。キングポストの分格トラス。名前はないようだった。

向かって右のトラスの端っこがちょん切られている。

[独言] 「コンクリート煉瓦」壁

画像の説明

曽根の市街地で目撃。括弧内の言葉はいま勝手に作った造語である。要するに煉瓦サイズのコンクリートブロックだ。それを積んで作った壁が曽根の旧市街にあったという話だ。

機能的な観点では煉瓦と同じサイズである必要はなかったはずで、むしろ大きなほうがいろいろ利があったはずだ(目地を少なくできるとか施工が早く済むとか。隧道のコンクリートブロックなどは最初から大きなものが作られてた)。煉瓦があのサイズなのは中まで火が通るようにするため・焼くことで生じる収縮をゼロにできなかったから(大きければ大きいほど誤差がでかくなる)・手のひらの大きさに合わせてのことだったから。焼く必要のないコンクリートならなおさら厚く大きくていい。なのに煉瓦サイズのコンクリートブロックであるところが面白く思われた。ずいぶん古そうだったし、調べたら意外と刻印があったりしたのかも知れぬ。

[煉瓦刻印] 播州煉瓦合同「ヲ」

播州煉瓦合同煉瓦刻印

今まで何度も言及してた割に、写真をあげてなかったな。これが播煉の「ヲ」刻印。『大日本商工録』に登録があるので間違いない。どれも同じ印影(書体)で、いくつかバリエーションがある和田煉瓦の「ワ」、播陽窯業の「ハ」、大正煉瓦の「大」とはちと違う。そのへんも会社の大きさを反映していると言えるかも知れない。それ用の刻印(印母)を作業人数分用意してたってことだからな。

それって結構面倒なことだったと思うんだ。何万個も打ってれば摩耗したり欠けたりすることもあっただろう。大量注文が入って一度に沢山作らなきゃいけない時もあっただろう(作業者の数が急に増えたり)。そういう時に備えて予備の印母を用意してなかったから、急ごしらえの印を作ってみたり摩耗したやつで不鮮明な刻印を打ったりしたんだろう。播煉合同は最盛期には4つも工場があったのだからなおさら大変だったはず。それぞれで揃いの刻印を用意しなきゃいけなかったわけだからな。

しかし未だに「なんで「ヲ」?」なのかわからない。初代社長が小田千代蔵だから「ヲダ」の「ヲ」なんだろうか。確かに『諸会社役員録』なんかでは「ヲ」の欄に「オ」も並んでる。ルの次に大阪煉瓦があったり尾崎商会があったりする。このへんの感覚はわかるようでわからない。「オ」=「ヲ」なら「ヲヲサカ」でもいいはずだがそういう表記は見かけない。昔は「ヲ」と「オ」で発音が違ったともいうけれどもイロハ順では混同されてる。一定のルールがなかった、でFAかも知らんがもやもやする話だ。


2017-08-03 この日を編集

[] 市街地建築物法・同施行令・同施行規則

大正八年
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1108283/50
震災後(昭和10年
http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1112379/25
建築物高さ
(令第5条)
煉瓦造:高さ65尺・軒高50尺以下
木骨煉瓦造:高さ36尺・軒高26尺以下
(木造:50尺/38尺)
煉瓦造:45尺・軒高30尺以下
木骨煉瓦造:高さ25尺・軒高15尺以下
煉瓦の壁体長
壁、適当な控壁の中心線間距離
(則第61条)
高さ15尺以上の建造物:36尺以下
(得許可48尺)
壁厚特大得不依
高12尺未満の間壁・軽微な構造の壁体は除外
30尺以下
壁厚特大得不依
壁体天端処理
(則第62条)
建物の壁体煉瓦造のときは鉄骨or鉄筋Cの臥梁を設けること
壁厚
(則第63条)
1尺未満となすべからず(高さにより規定)
高さ12尺未満の間壁其の他軽微な構造のは除く
壁長18尺以下:1尺以上
18尺~30尺:1尺3寸以上
間壁は上記の3寸減を得
妻壁・扶欄・扶壁地盤面上50尺以上にある切妻壁は適当な補強工事をすべし
(則第65条)
妻壁、高3尺を超える扶欄・扶壁は煉瓦・石等で構築の禁止
ただし妻壁で鉄骨or鉄筋Cの屋根に緊結したものはOK
(則第78条)
牆壁厚(t)
(則第76条)
その場所から壁頂までの垂直距離をhとして h/15以上(控壁有無に関わらず)h/10以上となすこと
牆壁の控壁
(則第78条)
長2間未満ごとに適当な控壁を設けること
但し壁圧が第一号規定の最小限の1.5倍以上ならこの限りでない
長2間未満ごとに適当な控壁を設けること
但し壁圧が第一号規定の最小限の1.5倍以上ならこの限りでない

しまった、これ見れば済む話だつた。http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/964860/135

要するに高い建物・長い壁が作れなくなったのと妻壁パラペットへの制限が加わったのが大きい。妻壁の崩壊被害が特に大きかったので。市街地にある建物で妻壁まで煉瓦で作ってあるのは震災以前の作。舞鶴の赤レンガ倉庫とか姫路陸軍連隊の建物とか。吹田のアサヒビール工場なんかもそうだな。あれは高さも違反してしまう。墻壁も高さと厚さの比で判断できる。高3mで2枚積みなら震災前。震災後は3枚を要する。でもそんな高い壁は稀か・・・1.8mで12cm=1枚わずか超、18cmだと2枚ないといけないが、そんなだったらどっちも2枚で積むだろう。


2019-08-03 この日を編集

[煉瓦] 煉瓦を割る・大阪窯業角丸異形編

そういえば大阪窯業の断面はまじまじ卍と見たことがない、ということで、先日採取しておいた角丸異形を割ってみた。呆れるほどに普通だった。胎土は見事な赤色で、そこに白い結晶粒がかなり多量に入っている。この白い粒、ずっと石英だと思っていたけれど、どうもそうではないようだ。石英粒もあるにはあるが長石のほうが多く大きいようである。

胎土はほぼ純粋な赤色粘土。斑はまったく入っていないといっていい状態。ただし上述長石粒はたくさん見られ、また長径1cmくらいはありそうな小石、5mm前後の黒褐色の石粒、白い胎土の塊?が含まれていたりする。岸和田や日本煉瓦の手製系の斑入りのような明瞭な層は存在しない。そのくせ表面は手整形煉瓦特有の擦痕があるし小口長手はザラザラだし裏面には筋に近い段があったりして、外見からは手成形としか見えないのであった(但し長手にシワはない)。

この塊の状態をうまく説明することができない。わずかに見られた斑の筋(小口の中間点付近に長手方向に1cmほど伸びている)が平→平に流れていたならば、機械成形の荒地を手で整形したものと言われないこともないのだが、そうはなっていないのである。小口に対して垂直方向(“⊥小口”)、平に対して並行(“//平”)の筋である。岸和田の機械成形は“⊥平”で、小口に平行するものと長手に平行するものが混在している。“//小口”と”//長手”が存在する。要するにロの字型。

一番知りたいと思っていた角丸の部分、45度に割って確認したにも関わらず、半枡断面と何ら変わりがなかった。断面の凹凸にも明瞭な傾向はなし。まるで機械成形煉瓦の断面。機械でよく練った土を木枠に詰めてぎうぎうしたらこうなるのかも知れぬ。

あるいはプレス成形がこれに近いか、と思ったらB.C.H.J.は函的であるのだなあ。//小口にしか割っていないが断面の斑は函だ。

もいちど整理。今回の大阪窯業角丸異形は“⊥小口・//平”。厳密に書けば“⊥小口・//平・⊥長手”になるのか。岸和田機械成形は“⊥平・//長手・//小口”。

あー、この表記、結構うまい発明と思ったんだけど、函状態を端的に書き表せないな。//平・長手・小口としたら箱になってしまう。そういう状態はないわけじゃないが特殊過ぎる。

A面が函の底なのか、B面が底なのかで表すか。平・長手・小口を固定して“A//://://”とか“B//://://”とか書いたらいいのか。大阪窯業角丸は“//:⊥:⊥”、岸和田機械成形は“⊥://://”。


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